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らくてんこいにっき2002
日付 | 楽天な出来事 |
2002.7.30 対ヤクルト 4−1 |
■強いんでしょう,たぶん… 死の長期ロードもついに最後の3連戦となりました。貧打で終わった函館の仕切直しの神宮での対ヤクルト戦。ヤクルト相手の必勝法と言えばただ一つ。とにかく先取点をとって,7〜9回のセットアッパー→高津の目を封じること。本当ならもうちょっと早くに攻略して欲しいものですが,まあ3回に3点取れたんだから第1課題はクリア。ところがところが…。打線は3点とったところで,「今日は店じまい」とばかりの0行進。黒田が淡々とヤクルト打線を封じてくれたおかげで勝てたようなものです。もう少しなんとかならないものかと思ったところで,このロードの序盤から続く貧打病(タイムリー欠乏症症候群)はなかなか治りそうにはありません。とはいえ,そうはいってもまたしても貯金1。ずりずりと後退しそうで踏みとどまっているカープ。確実に地力は付いてきているみたいですね。でも打撃陣の若返り対策はやはり急務中の急務では??早々に来季の話をするのは早すぎるとは思いますが,栗原あたりを上げて使っておくとかの方策を取る気は無いんでしょうか?このままでは数年先は間違いなく投高打低…。それでもまだ投が本当に「高」ならいんですけれども…。 |
2002.7.29 広陵対広商 9−5 広陵代表決定 |
■変則投手散る… 途中までは「広商のランディジョンソン」に完璧に抑え込まれ、0−4で完全な広商ペースでしたが、6回,7回に集中打でランディーを撃沈。結局9−5で広陵が夏の甲子園,広島県代表に決定。広陵って結構甲子園に出ているイメージがあるんですが,夏の代表はなんと22年ぶりとは驚きでした。 |
2002.7.27 対横浜 6−2 |
■勝ったからいいんだよ 今日の長谷川は完璧でした。1失点はあったにせよ8回で13奪三振、与四死球は0。横浜の先発があの「福岡弁」(掘ると?)であり、最近の極貧打線のことを思えば我慢大会になると思われましたが、福岡弁を4回で撃沈。後をつないだ投手から、きむぴんがとどめのタイムリー(おぉ、いい響き!)。こうなれば「快勝、快勝」で終わりそうなものなのですが、そうはいかないのが今のカープ。満を持して登板したはずのマッチポンプ小山田が、自分の消火器では消せないような大火事を引き起こしてしまいました。9回、一死を取るのがやっとで、3被安打と1与四球であっというまに1失点。この火事はスクランブル登板の玉木がきっちりと消火してくれて大事にはいたりませんでしたが、今後に不安を残す小山田ではありました。シュール君の一軍登録がよっぽど気にくわなかったんでしょうか??いずれにしても、まあ勝ったからいいんですけどね。 |
2002.7.25 対中日 2−0 5割復帰 |
■建さん頑張る 超極貧打線から脱却できない今,投手に求められることは「自軍が点を取るまで0点に抑えること」,これしかありません。昨日の河内は初回にたった1点を失ったがために残念ながら敗戦投手に…。この点に関してはさすがベテランの建さん、金本の本塁打(またしてもタイムリーではなし)で虎の子の1点を取ってもらうまで、中日打線をきっちりと零封。その後、緒方の本塁打(またしてもタイムリーではなし)で追加点が入っても、決して気を抜くことなくきっちりと完封。お見事、建さん。今度は早い回にきっちりと先取点を取ってくれますって。たぶん…。 ■やはり今年は違うんです ここのとこ全くぱっとしないカープではありますが、ずるずると借金の無限地獄にはまりこまないだけ、「やはり今年は違う」わけです。これだけタイムリーが出ないとなると、数年前なら、「気がつきゃずるずる連敗」ってなるのがおきまりのパターンだっただけに、昨年同様、今年も5割はきっちりと堅持してくれるだろうとは思っているのですが…。 ■リナレス丸裸 初戦に見せ場を作ってあげましたが、その後は完璧に抑えました、急場の主砲・リナレス。かなりの鳴り物入りでのデビューではありましたが、11打数1安打6三振とカープ投手陣の完勝。「外角への変化球がからっきし打てない」ということをものの見事に証明してしまいました。「このタマは打てない」ということになったら、これでもかと言うぐらい徹底して攻めるのが日本野球の真骨頂。これだけの欠点をさらけ出してしまった急場の主砲。さてどうします? |
2002.7.20 対ヤクルト 0−0 長い夜 |
■復活?鶴田,貧打に泣く… 北別府コーチが「まだまだ使う」みたいなことを言っていたので,先発はあるだろうと思っていた鶴田が先発。「たのむから3回まではもってくれ」と失礼なことを言ってしまいました。ゴメンナサイ。6回を無失点。安打は打たれても決定打を打たれないねばり強さ。今シーズン一番の鶴田の真骨頂ではありましたが、いかんせん打線が湿りっぱなしときては、残念ながら勝てません。結局0−0のドローとはなりましたが、鶴田ががんばってくれていなければ、9回で負けていた試合。これで先発候補は6人揃いました。さあ追撃です。ところで佐々岡は明日大丈夫なんだろうか…。 |
2002.7.18 対阪神 6−1 濃厚勝ち |
■河内,ついに本格化か? 長谷川,黒田と来て今日。「今日の先発はわからん。順当に考えれば今日は建さんでいきたいところだけど,長谷川,黒田,高橋建を並べるというのは連戦を考えると,どうも得策じゃないのぅ。佐々岡もあるかもしれんけど,初戦に熱発しとるし…。ここはもう一回,ラストチャンスの鶴田があるかもしれんけど,できれば勝っときたいしのぉ…。いやいや,鶴田が投げたら絶対負けるいうわけじゃあないんじゃが…」と事情通。後半戦の救世主・河内は札幌の第2戦が濃厚と言われていただけに,今日と明日が一体誰になるのかわかりませんでしたが,ふたを開けてみれば今季初先発の河内。その河内がなんとなんと,びっり仰天の好投で今季初勝利!おっと,「びっくり仰天」は失言でした。今季,チェンジアップを体得したこともあり,ここのところファームで好投を続けて,ついにはプロ入り初完投までやっていただけに,「こりゃあいけるぞ」というもっぱらの噂に違わぬ好投。ついに来たのか,河内の本格化?期待の大器と言われ続けて3年目。1年目1勝,2年目2勝。今年は3勝といわず稼げるだけ稼いでちょうだい!待望久しい先発できる左腕の若手。もうこれで,二度と「ファーム落ち」などせずに,是非ともローテーション投手として一本立ちを! ■大きい,この1勝は大きい! 初戦は完封負けでしたが,昨日が大逆転劇的勝利,今日がイメチェン河内の鮮烈デビュー勝ちと,死のロードの最初の3連戦を2勝1敗の勝ち越し。とにかく今日を河内で勝ったのは大きいです。これで建さんを札幌でのヤクルト初戦に回して,2戦目には熱発が回復(するであろう)佐々岡。3戦目は捲土重来の鶴田か,あるいは中4日で長谷川か?それとも,あっと驚く意外な先発かと,苦しいなりにも光明が差してきました。欲をいえば8月の連戦を乗り切るためにもう1枚先発が欲しいところですが,とりあえず,河内が使える公算が立ったのはとにかく大きいです。あいかわらず横浜が巨人に星を貢いでいるので,一向に首位との差は縮まりませんが,もうこうなったら他力本願は当てにせず,最終的に各チームに5つづつ勝ち越して貯金25を目指せば,自ずからゴールは見えてきます。 |
2002.7.17 対阪神 3−2 うっちゃり |
■のこった、のこった たった4安打でたった1点では零封以外に勝ちようがなく、いかに黒田と言えどもそれは厳しい相談。それでも1点勝っているだけに、「黒田、何とか投げきってくれ」と祈るしかなし(だって昨日は完封負けでしたから)。そんなファンの願いが通じたか、さすがは黒田、粘投、粘投、また粘投で7回を0に抑えるも8回ウラに2失点でついに1−2。1点でも勝ち越せば、相手はパターン通りのバルデス。パターン通りでいけばそのまま1−2で終わってしまうところでしたが…。2死満塁から代打・浅井が値千金の勝ち越し打。1−2の試合をきっちりと3−2に逆転!小山田も、ランナーを出してきっちり(併殺打で)しめるという、いつものパターンが炸裂しての大台到達の20セーブ目。今日負けたらちょっとまずい事になりそうだっただけに、2点で抑えてくれた黒田に感謝ですね、今日は。 |
2002.7.16 対阪神 0−2 |
■きむぴん、チャンスに打てず 「ひょっとしたら首位打者もあり得る?」って声が出始めたとたん,ぱったりと当たりが止まってしまったきむぴん。不調な時ほどチャンスでまわってくるのが打順。4回表1死満塁。得点は0−2。1本出れば一挙同点の序盤の大チャンスだっただけにオシカッタ…。ここで1点でも入っていれば,以後の展開は全く違ったものになっていたかもしれません。首位打者にでもなってくれればおそらく古田以来の快挙なのですが,ま,とにかくディフェンス面を第一にお願いしますよ。 |
2002.7.13 オールスター 第2戦 |
■新井大暴れ、後半線に望み 広島が開催権を譲ったとされる坊ちゃんスタジアムでのオールスター第2戦。8番ファーストで先発出場(初)の新井が4打数3安打、1本塁打の活躍。先日亡くなられたオーナーのための喪章が悲しみを誘いましたが、これをきっかけに後半戦もガンガン打ちまくって欲しいものです。 |
2002.7.9 対巨人 7−4 工藤撃沈 |
■カチマシタ! 「今日は雨だから試合はなし。だって屋根がないんだもん」とはなからタカをくくっていたあなた。ディアスの先制ソロホーマーの実況を聞いて「きょうはいや〜な展開だなぁ」と思った方。キヨハラの逆転スリーラン「市民球場」ホーマーを見て「今日は負けだ、ちくしょう」とTVのスイッチを切った方。ちゃんと勝ちましたよ〜!これで前半戦は「勝率5割ジャスト」ではなく貯金3で折り返しが決定しました(だって明日は台風だから)。 ■ディアス様々☆大明神ご光臨!! 今シーズンは一方的にやられっぱなしの、憎っくき工藤攻略の先兵となったのは、やはりこの方、ディアス様々☆大明神であらせられます!本日は、痛烈な一発の先制ソロ、そして、トドメの一撃ダメ押しツーラン。おかげでこれまでの溜飲を思いっきり下げさせてもらいました(ただし今シーズン分のみ)。広島が工藤をやや苦手としているということで、「これでもか」とぶつけてくるハラ采配。とはいえ、今日の撃破で今シーズンはもう広島にぶつけてくることはないでしょう、おそらく。 ■ファームは2位ターン 今シーズン、きわめて調子のよいファーム。首位ターンは無理でしたが、首位阪神と1ゲーム差の2位ターン。手元にデータがないからわかりませんが、優勝すれば11年ぶりということなので、随分久しぶりのことではないでしょうか?めざせ優勝、もちろんアベックで! |
2002.7.7 対ヤクルト 4−1 完投 |
■6.5差で首位攻防 よくよく考えてみれば、ヤクルトってセ・リーグの2位なんですね。今思い出しました。それはそうと、やはり今日は打てませんでしたね。昨日あれだけバカスカ打ったがための打ち疲もちょっぴりあるでしょうが、長谷川の投球がヤクルト打線を完全に圧倒したっていうことが第1ですね、やはり。今日の勝ちで、巨人戦を2つ残して貯金が2。と、いうことは、前半戦5割以上確定ってことです(5年ぶり)。今日の試合、首位の巨人が「高卒新人を先発させる」という奇策(言い方を変えれば余裕)で2−10の大敗したために、ゲーム差は6.5。2つとも勝って4.5差で折り返したいものであります。 |
2002.7.6 対ヤクルト 3−17 惨敗 |
■ちょっと早い花火大会? 7回を終わって3−15。初回,ラミレスに満塁本塁打をくらいはしましたが,その裏,安打5本を集めて3−4の1点差。今日も昨日のような展開になると思いきや,3回から7回まで毎回失点。被安打18,与四死球4,被本塁打6の失点15。いやはや派手にやられたもんです。シーズンにはちと早いですが,市民球場の花火大会。打ち上げたのがカープだったらこれほどうれしいことはありませんが,ま,「バカ当たりした翌日はサッパリ」って格言もあることですし,気分を切り替えて明日頑張るのみです。3連戦で2勝取れれば.666のペースですから。もう今シーズンはチーム防御率のことは考えないようにしましょう。何点失っても1点上回っていれば勝ちは勝ちなんですから,チーム防御率なんて意味なし! |
2002.7.5 対ヤクルト 6−5 建さん粘投 |
■祈る内容が違うでしょうが 初回にあっさり2点先制。「こりゃあ今日もいただきじゃ」と思った矢先,建さんがあっけなく2失点。「逆転されたわけじゃないし,試合はこれからじゃ」と思ったとたん,ツーアウトから2失点の,いわゆる負けパターン。天気はどうなるかわからないし,「このまま雨でノーゲームになってしまえ」と祈ってしまいました…。そしたらロペスがツーランで同点。「同点どまりか,イヤな感じ」と思えば,単打を集められてあっけなく1失点。「やはりだめか…」と弱気になったら兄貴のタイムリーでまたまた同点。「次の1点をどちらが取るか」が勝負の分かれ目でしたが,ホントに絶好調の緒方の一発で決着。「いや〜,雨で流れなくてよかったぁ〜」 ■建さん粘投 いやはや,それにしてもよく辛抱したもんです。「点は取られはしているが,調子自体は悪くない」というベンチレポートのとおり,7イニングで10安打打たれはしましたが,降板したその直後に緒方の本塁打がでて結局勝ち投手(7勝目)となりました。玉木,小山田もヤクルト打線をピシャリで3連戦の初戦を接戦でモノにしたカープ。阪神が巨人に完敗したために,勝率でカープがついに単独3位(Aクラス)。どうにもこうにも阪神が巨人に歯が立ちそうにないので,自力でゲーム差を減らすしかないようですな,やはり。 |
2002.7.3 対横浜 3−1 2002.7.2 対横浜 3−2 |
■二日続けて「ごっつあんでした」 9回ウラ,1塁走者が牽制死した瞬間,広島の連勝が決まりました。その瞬間のモリ監督の顔がなかなか印象的でした。小山田は相変わらずのマッチポンプですが,今日は火が着きませんでしたね,牽制死では。とにかく,過程はどうであれ,最大の目的は「負け越している横浜から,この3連戦で借金を利子を付けて取り返すこと」。この2試合,横浜様は出し渋ることなく支払ってくれたので借金はついにチャラとなりました。でも約3週間ばかり勝ち星2つ貸していたんだから,本来ならば勝ち越し一つでは利子を返したことにはならないのですが,まあ3連戦なんだから(あたりまえ)とりあえず1勝分で許しておいてあげましょう。これで5連勝,貯金も2。ここ数年,6月の声を聞くとおかしくなり,オールスター明けにはほぼ趨勢が決まってしまっていたことを思えば,この時期にグンと上げ潮になるのはとてもいい兆候です。ただ惜しむらくは,巨人も荒稼ぎをしていること。7月9日,7月10日の地元での巨人戦がオールスター前の天王山になる予定だったのに。でもまだその差はほんの4.5ゲーム。ワンチャンスですよ,ワンチャンス。2連戦のうちのどちらかで,「今シーズン初先発(1軍初登板)でもある河内が,巨人打線を7回2死まで6安打2失点に抑えて今季初勝利」って見出しが踊りまっせ〜!←ホントか?? |