新球場案出そろう
最終決定はどの案に??


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下記に示す新聞記事は、平成14年5月2日付中国新聞のもろパクリです。はじめに謝っておきます。ごめんなさい。
いよいよというかやっとというか、ついに新広島市民球場(私の勝手な仮称)の案が出そろいました。結局、「にぎわい施設」についてはいかなる企業、団体からもプロジェクトの提案がなかったために、やっとこさ当初案どおりに、「球場を作るんだ」ってことになりました(パチパチ)。
で、次のステップは、「以下に示す4案のうちのどれを選ぶか」ってことになります。新聞記事によれば、「市長一任」ってことみたいなので、是非とも百年の大計を誤らないような決定を下して欲しいものです。
とはいうものの、これまでの経緯からいくとカープの推す「複合型オープン案(屋根なし)」が最有力候補となるのでしょね、おそらく。対抗案が総天然芝+可動式屋根の「開閉式ドーム案」となるのでしょう。あとの2案(「複合型開閉式ドーム案及び「ドーム案」)は、いわゆる「付け足し」的ニュアンスがきわめて強く、どこへどう転んでもこの2案に帰結することはなさそうです(私の勝手な想像ですが)。
結局のところ、ここまで決定が延び延びになった理由を推察するに、それはひとえにやはり「屋根をどうするか」になると思います(お金をどうするかというのもあると思いますが)。とにかく、カープが「屋根はいらない」と譲らないことに収束するんでしょうね。市としては「新球場には是非とも屋根を」って考えもあるみたいですし(賛成!)。
しかしまあ、なんでまたカープもそこまで「屋根なし」に固執するんでしょうか??「屋根をかけると費用がかさむ」ということらしいのですが、あまり決定的な根拠にはならないような気もしますしね。新球場に屋根を架けないのであれば、@外野フェンスまでの距離が遠くなる、A球場の施設が一新されるという点については改善されるのですが、「雨が降ると試合が中止になる」という最大の欠点がなんら改善されないことになりますよねぇ…。「屋根を架ける金があるんだったら、付設の複合施設に金をかけたい」ってことになるんでしょうが、それこそ危険なにおいがプンプンですね…。
そうやってあれこれ考えていけば、開閉式ドーム案が一番の折衷案てことになるのは間違いなさそうですね。さらに踏み込めば、「とりあえずオープン球場を建設して、後日屋根を付ける」、あるいは、「屋根を付けるスペースを残して球場を建設する」っていうことになるんでしょうか?
いやはやなんとも、そうなったとすると、あまりにも日本的な解決方法ですね。まあ、何をさておいても、「とにかく屋根だけは付けるのだ」という不退転の決意でがんばって欲しいものです。個人的意見を言わせてもらえれば、「屋根なし球場は必要なし」です。決して安い買い物ではないわけですから…。


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