松田オーナーのコメント
「今年のドラフトは非常に調子がよかった。つきと自信を与えてくれた8人です」
順位 | 選手名(所属) | ポジション | 身長 | 体重 | 年齢 | 投打 | 背番号 | キャッチフレーズ |
1 | 河内貴哉(國學院久我山高) | 投手 | 186p | 80kg | 17 | 左・左 | 24 | 高校生ナンバーワン左腕 |
2 | 木村一喜(日本通運) | 捕手 | 173p | 75kg | 22 | 右・右 | 27 | 社会人屈指の捕手 |
3 | 栗原健太(日大山形高) | 内野手 | 185p | 85kg | 17 | 右・右 | 50 | 山形唯一のプロ選手・江藤2世 |
4 | 末長真史(佐賀東高) | 外野手 | 176p | 74kg | 18 | 左・左 | 51 | 隠し球的存在・前田2世 |
5 | 佐竹健太(広陵高−NKK) | 投手 | 178p | 76kg | 21 | 左・左 | 36 | 将来性に期待 |
6 | 苫米地鉄人(山梨学院高) | 投手 | 180p | 72kg | 18 | 右・右 | 54 | 大型の本格派右腕 |
7 | 松本奉文(崇徳高−亜細亜大) | 内野手 | 182p | 79kg | 22 | 右・右 | 35 | 東都大学リーグ2冠王 |
8 | 長崎 元(平塚学園高) | 外野手 | 180p | 76kg | 18 | 左・左 | 58 | 素質は十分 |
各選手のコメント(黄字)・評判・2000年の初夢(赤字)
河内貴哉(かわうち・たかや)投手
2000年成績
試合 | 勝 | 敗 | セーブ | 投球回 | 奪三振 | 防御率 | |
1軍 | 10 | 1 | 4 | 0 | 42.1 | 20 | 4.25 |
ファーム | 6 | 0 | 2 | 0 | 24.2 | 25 | 2.55 |
生年月日 | 1982(昭和57)年1月6日、京都府八幡市生まれ、東京都杉並区在住、血液型O型、左投・左打 |
家族 | 父秀明(51)=会社員、母潤子(47)、兄智哉(21)=明治大3年、弟博哉(16)=國學院久我山高1年 |
運動能力 | 50メートル6秒4、握力右50Kg、左55Kg、背筋力200Kg、垂直跳び70cm、遠投110m、最高球速144Km 荻窪中には野球部がなかったので陸上部へ所属し走り幅跳びと中距離の選手。東京都大会に出場し走り高跳びの自己ベストは1.75m。 |
球歴 | 井荻小(東京)3年時から野球を始める、中学では杉並シニアリーグに所属し、3年の時に全国大会3位。高校(國學院久我山高)では1年夏の西東京大会でデビュー。昨夏の西東京大会では決勝で日大三高に延長12回で敗れる。中学3年の時、著名人の生い立ちを紹介する番組の「江夏 豊」編で、江夏氏の高校時代を好演! |
対戦したい打者 | 松井秀喜(巨人)、もちろん直球勝負 |
尊敬する人 | 大野 豊前広島投手コーチ。 |
目標 | ランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)、40歳まで現役で200勝 |
好きな言葉 | 「弱気は最大の敵」、「感謝の心」 |
趣味 | スポーツ観戦、特に米プロバスケ(シカゴ・ブルズ)のファン |
好きなタレント | 加藤あい |
ち 直球で巨人の松井4三振 (←2000.1.4付 中国新聞<夕刊> 初夢若鯉かるたより)
1月9日、入寮に際してのコメント
▲周りが静かで野球に打ち込めそうです
▲朝が弱いので心配。目覚まし時計を3つ持ってきました
▲期待の大きさを感じます。伝統を引き継げるよう、頑張りたい
▲晴れて広島の一員になれて、うれしい気持ちでいっぱいです。この日が待ち遠しかった
▲セールスポイントは右打者内閣へのストレート。一日も早く一軍のマウンドに上がり、自信のあるストレートで真っ向勝負したい。
▲対戦したい相手は巨人の松井、もちろん直球勝負
▲大野さんのように40歳を過ぎても140`台の直球が投げられるように頑張りたい。
▲小さい頃からの夢がかなった。
▲「ずしりときた。でも自分がさらに大きくしていきたい」(背番号24のユニフォームに袖を通して)
【評判】
■高校生ナンバーワン左腕
■MAX146キロ速球と鋭いカ−ブが武器の注目の左腕
■最速144キロのストレートと切れのあるスライダーが武器
■七月の全国高校野球西東京大会決勝では延長十二回の末、日大三高に敗れ甲子園の土を踏むことはできなかった
■甲子園に出場経験のない高校生選手が1位で複数球団から指名されるのは、大阪学院高から阪神入りした江夏豊氏以来三十三年ぶり
■故障持ちというのは本当だろうか?ちょっと心配
■朝起きが苦手というのは本当らしい(000111)
以下は1月27日付け・中国新聞朝刊より
■昨夏の西東京大会では25イニング連続無失点
■意中の球団は中日のはずなのに、あっさり広島入りを快諾した点が受けているらしい
■成績はクラス40人中10番、國學院久我山は都内有数の進学校らしい(ホント?)
木村一喜(きむら・かずよし)捕手
か 開幕戦佐々岡さんと完全試合 (←2000.1.4付 中国新聞<夕刊> 初夢若鯉かるたより)
▲将来は達川監督のようにユーモアのある個性的な捕手になりたい。とにかくキャンプでいいところをアピールし、開幕一軍を目指す。
【評判】
■社会人屈指の捕手
■勝負強い打撃で着実に実績、インサイドワ−クがよく送球の速さと正確さは一流。
■山梨・帝京三高時代には36本塁打を記録
■昨年の都市対抗準優勝に貢献、シドニー五輪アジア地区予選候補
■守りをアピールして、目指すは開幕の一軍入り。「けがをしなければ入れると思う」と自信満々。対戦してみたい相手は「巨人の上原」、もちろん打者として。
■あっという間に仮契約、背番号も27に決定。
■下半身は高校生以下
以下は1月25日付け・中国新聞朝刊より
■逆指名は2年ぶり
■帝京三高時代の高三の夏、「県大会」で準優勝(つまり甲子園には行けず)
■97年の都市対抗で準優勝(優勝ではない)
■シドニー五輪の日本代表候補(あくまで候補)
■小柄ながら、右へ打ち込むなどパワーも十分(それって非力の代名詞では?)
■野球を始めたのは小学4年生、偶然空いていたポジションがキャッチャーだった
■背を高くするための牛乳をがぶ飲み(中学時代)
■「もっとパワーを」で、筋トレ3セットが日課(それでも筋力が高校生以下とは一体?)
■野球選手になってなければ間違いなく「料理人」
栗原健太(くりはら・けんた)内野手
す すぐ4番G上原から初アーチ (←2000.1.4付 中国新聞<夕刊> 初夢若鯉かるたより)
▲パワーでは誰にも負けない、と思っている。(裏切り者の)江藤選手以上の活躍をし、将来は球界を代表するスラッガーになりたい。
▲「野球少年から高校球児までにあこがれられる選手になりたい」
【評判】
■中学時代は砲丸投げで優勝したパワ−を活かした飛距離は東北地区では群を抜く。
■スイングも速く威圧があり、パワフルの割に意外とセンタ−方向の打撃を心がけ三振が少ない。高校通算39本塁打。
■2年生の夏(98年)には「四番・三塁」で出場、3年時は主将。
■本人もびっくりの上位指名
以下は1月25日付け・中国新聞朝刊より
■東北地方きってのスラッガー
■1年からレギュラー、2年の夏には甲子園出場の原動力
■とにかくマッスル。ベンチプレス120Kg、スクワット330Kgは金本と遜色なし。
■バッティングは「超アッパースイング」らしい(こりゃあ即修正か?)
■大型内野手のふれこみの割には、100メートル11秒7と俊足。
■噂では守備も一級品らしい
■これらを総合すればすぐにでも「ポスト江藤」の一番手となりますが、さて?
末長真史(すえなが・まさふみ)外野手
さ 三番で王さん超える5連発 (←2000.1.4付 中国新聞<夕刊> 初夢若鯉かるたより)
▲九州出身の緒方さん、前田さんが目標。仙台育英高から西武に入った真山と、日本シリーズで対戦したい。
【評判】
■今ドラフトの「隠し球」、「前田二世」
■高校3年時は打率3割8分、18本塁打今夏の甲子園出場に貢献
■左打席から球筋に逆らわず、広角に打ち分ける打撃センスは抜群。「肩と足をアピールして早く一軍に上がりたい。長打も狙えるように体を鍛え直したい」。
以下は1月22日付け・中国新聞朝刊より
■ドラフトの隠し球で走攻守3拍子揃った逸材と評価は高い
■並はずれたセンスと打撃へのこだわりが「前田二世」と呼ばれる所以である
■「理想の打撃は10割」(そりゃあ、無理でしょう…)
佐竹健太(さたけ・けんた)投手
だ ダイエーの星野に投げ勝ち日本一 (←2000.1.4付 中国新聞<夕刊> 初夢若鯉かるたより)
▲プロに入るならカープと思っていたので光栄。目標はNKKの先輩星野さん(ダイエー)。広陵高の先輩、巨人・銭岡選手を抑えたい。
【評判】
■140キロの速球とカ−ブが武器。ケガはちゃんと回復しているのかどうかがポイント
■140キロ台半ばの速球と、フォーク、スライダーのコンビネーションが武器(あれ?)
■NKKでは目立った活躍はない、「将来性に期待」
以下は1月21日付け・中国新聞朝刊より
■広陵高時代から注目を集めた左腕
■高校卒業後NKKに入社、99年の都市対抗では三菱重工水島の補強選手として出場、3試合に登板(チームは4強)
■社会人3年間で通算28試合11勝4敗、防御率4.43
■巨人の銭岡は広陵高の2年先輩
■広陵時代は140キロ台の速球を武器の本格派だったが、広島大会4回戦でもろくも玉砕
■おまけに、ドラフト指名もなくがっかり
■社会人に進んで速球以外に技巧派の投球術も身につけた(ことになっているらしいが)
苫米地鉄人(とまべち・てつと)投手
に 20勝投手タイトル総なめだ (←2000.1.4付 中国新聞<夕刊> 初夢若鯉かるたより)
▲カープの厳しい練習についていく自信がある。一つでも多く三振を取りたい。佐々岡さんのように信頼され、安定感のある投手が目標。
【評判】
■MAX140キロ程度の速球とスライダ−で三振の取れる本格派。山梨県ナンバーワン投手と噂(あくまで噂)。なぜなら、甲子園には出場していないから。
■切れのよいスライダーとフォークが武器、からだが柔らかく大きな故障がないのが魅力。
■1位の河内とは、中学時代に投げ合ったこともある。
■名前が秀逸。登録名は絶対に「TETSUJIN」でいけ!!
以下は1月20日付け・中国新聞朝刊より
■父はアマチュアボクサー
■中学3年時、調布シニアのエースとして全国選抜準優勝、高校では2年からエースだったが…。
■「野球では緊張したことがない」、立派、立派
■大学進学を勧める両親を口説き落としてプロ入り
松本奉文(まつもと・ともふみ)内野手
ひ 100打点3割30発新人王 (←2000.1.4付 中国新聞<夕刊> 初夢若鯉かるたより)
▲広島は地元なのでやってやろう、の気持ちでいっぱい。緒方選手のように、ホームランを打てて、チャンスで勝負強い打者になりたい。
【評判】
■子供の頃からの熱狂的なカープファン
■東都リーグを代表するスラッガー、今春は打点と本塁打の2冠。守備は1塁と3塁を守れるし、主将も務めた。
■が、通算成績は2割8分6厘、7本塁打、41打点と大したことはない。
■即戦力候補
以下は1月19日付け・中国新聞朝刊より
■なんと広島県呉市出身!
■パワーだけでなく、左右に打ちわける巧みさもある
■崇徳高校3年の県大会では7割1分5厘、4本塁打、11打点
■亜細亜大学4年の東都リーグでは5本塁打、13打点で2冠王
■亜細亜大学3、4年時にベストナイン
■亜細亜大学での通算は打率2割8分6厘、7本塁打、41打点
■あの伝説の宮島工甲子園初出場時の引き立て役になってしまったときの主将(しかも4番)、「野球人生で一番の失敗だった」(そうでしょう、そうでしょう)
■一転東都リーグでは優勝4度、4年時にはまたしても主将
■夢は、プロ野球の監督になること(ちょっとかわってます)
長崎 元(ながさき・はじめ)外野手
ぎ 逆転弾巨人を下し逆転V (←2000.1.4付 中国新聞<夕刊> 初夢若鯉かるたより)
▲走ること、打つこと、投げることは自信がある。難しい球でも、バットコントロールでスタンドに持っていく前田さんを目標に頑張りたい。
【評判】
■一年秋からレギュラー、同校からは二年前に同じ8位で岩崎が広島に入団。父親の誠さんは、横浜高時代にセンバツ決勝で達川監督のいた広島商と対戦
■バットスイングが速く、パワーあふれる打撃
■高校時代は故障がちで通算本塁打は約20本と平凡
■遠投120メートル、50メートル6秒3と「素質は十分」、あとは本当に開花するか?
以下は1月18日付け・中国新聞朝刊より
■父誠さんは、横浜高で「4番・中堅手」として、1973年センバツ優勝に貢献、大洋(現横浜)からドラフト指名された(ホントか?)
■バットスイングが速く、140メートル球の飛距離を誇る
■神奈川・平塚高校時代は1年の春にベンチ入りし、秋から主軸に座った
■2年夏に甲子園に出場したが、腰痛で出番なし
■神奈川・平塚高校の2年先輩に、広島・岩崎がいる