広島東洋カープ
ドラフト1965〜1999総括


 

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第1回(昭和40年)のドラフトから今年のドラフトまで、各順位ごとにどのポジションの選手を指名したかを数えてみました。


ポジション 指名順位 合計 割合
1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位〜
投手 24 18 20 15 17 11 5 7 9 126 51.9%
捕手 3 3 2 9 7 6 2 2 1 35 14.4%
内野手 5 12 6 5 4 5 4 1 4 46 18.9%
外野手 4 3 8 7 1 4 3 1 5 36 14.8%
小計 36 36 36 36 29 26 14 11 19 243 100.0%
入団拒否 1 2 2 6 6 4 3 3 12 39 16.0%
入団総計 35 34 34 30 23 22 11 8 7 204


やはり投手が半分を占めています。
で、何位で指名した選手が働いたのかを打者と投手で整理すると…


1965年〜1999年でのドラフト1位選手の成績はこちら

指名順位 入団
人数
打者通算成績 投手通算成績
試合 安打 本塁打 打点 試合 セーブ 防御率
1位 35 10,720 8,168 1,083 3,804 0.245 3,152 839 737 231 5.67
2位 34 7,852 5,200 448 1,967 0.229 1,602 263 282 30 4.61
3位 34 4,966 3,570 385 1,415 0.201 1,352 137 130 35 6.50
4位 30 5,899 4,415 587 2,171 0.224 900 109 88 56 3.81
5位 23 2,187 1,109 240 704 0.231 833 110 112 97 4.29
6位 22 1,043 448 46 189 0.211 9 0 0 0 5.85
7位 11 314 87 2 21 0.234 5 0 0 0 15.00
8位 8 15 3 1 2 0.150 34 1 0 0 5.81
9位以下 7 90 12 2 4 0.152 3 0 0 0 0.00
合計 204 33,086 23,012 2,794 10,277 (0.209) 7,890 1,459 1,349 449 (5.73)

率列、防御率列、合計行の、打率、防御率は単なる「平均」ですので、あまり意味がありません。


指名順位 入団人数 打者通算成績 投手通算成績
試合 安打 本塁打 打点 試合 セーブ
1位 17.2% 32.4% 35.5% 38.8% 37.0% 39.9% 57.5% 54.6% 51.4%
2位 16.7% 23.7% 22.6% 16.0% 19.1% 20.3% 18.0% 20.9% 6.7%
3位 16.7% 15.0% 15.5% 13.8% 13.8% 17.1% 9.4% 9.6% 7.8%
4位 14.7% 17.8% 19.2% 21.0% 21.1% 11.4% 7.5% 6.5% 12.5%
5位 11.3% 6.6% 4.8% 8.6% 6.9% 10.6% 7.5% 8.3% 21.6%
6位 10.8% 3.2% 1.9% 1.6% 1.8% 0.1% 0.0% 0.0% 0.0%
7位 5.4% 0.9% 0.4% 0.1% 0.2% 0.1% 0.0% 0.0% 0.0%
8位 3.9% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.4% 0.1% 0.0% 0.0%
9位以下 3.4% 0.3% 0.1% 0.1% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
合計 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%


指名順位 入団人数 打者通算成績 投手通算成績
試合 安打 本塁打 打点 試合 セーブ 平均
1位〜3位 50.5% 71.1% 73.6% 68.6% 69.9% 77.4% 84.9% 85.2% 65.9% 71.9%
4位〜 49.5% 28.9% 26.4% 31.4% 30.1% 22.6% 15.1% 14.8% 34.1% 28.1%
合計 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%


入団人数の割合が、1位〜3位と4位以下でほぼ半々であるのに、成績に占める割合はなんと7対3。その中でもやはりダントツで1位指名選手でした。「ほとんど外れ」のイメージが強いのですが、やはりだてに「1位」ではないのです。だからというわけではありませんが、今年1位の河内にはがんばってもらいたいものです。ただし、ドラフト1位の高卒の投手が活躍したのは、昭和45年(1970)の佐伯和司、昭和50年(1975)の北別府 学がいるぐらいで、たいていは「…」な場合が多い傾向があります。しかし、「即戦力」を期待された大卒、ノンプロのドラ1でぽしゃった例も多い(その方が多い)ので、どちらが本当に活躍するかはやってみないとわからないというのも事実です。


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