ファンの立場と管理人としての苦悩、激辛鯉野球の休筆宣言
■ | 昨年秋に本HPを立ち上げて約8ヶ月。当初のペースでは2年弱はゆうにかかると思っていましたが、思ったよりも早く10000アクセスに到達しました。訪ねて頂いた方、ありがとうございました。で、最近しみじみ思うのは、ヤフーに載るということは飛躍的に知名度が上がると言うこと、そして知名度があがれば、無責任な内容は書けないということです。そもそも、本HPは、広島東洋カープの背番号の歴史から始まったもので、主題としては「カープの歴史」だったはずなのです。でも、折角HPを立ち上げたんだからヒット数を稼ぎたいのもまた人情。歴史だけを扱ったのでは見に来てくれる人の数も限られるだろうし、頻繁に更新しないとリピーターの方にも見てもらえないと思いました。そこで考えたのが日々のカープ日記(楽天鯉日記及び激辛鯉野球)です。 |
■ | その日記の内容を、試合経過や勝ち投手、負け投手、ホームラン等々にしてしまったのでは先行するHPにかなうわけもなく、またそのような内容ではヒット数を稼げないだろうと考え、それ以外の部分で勝負しようと考えました。そこで考えたのが、「勝った、勝った、うれしい、うれしい」がテーマの楽天鯉日記と、「負けてくやしい、こんちくしょう」がテーマの激辛鯉野球なのです。楽天〜の方は問題なかったのですが、問題は激辛〜の方でした。負け試合が主題となるため、先日の5連敗のように負けがこんでくると、どうしても試合の趨勢を左右するプレーに目がいきがちで、その部分をつこうと思うと選手の個人名を出さざるを得ず、どうしても個人攻撃になってしまうというジレンマに陥っていました。先日、本HPの内容についてのお叱りメールを頂きました。やっぱり、本人としては気が付きませんでしたが、かなり読む人によっては、酷い内容になっていたようです。「他のHPでも、特定の選手の実名を挙げて、いくらでもボロクソにこき下ろしているではないか、なんでうちだけ?」と思う反面、今、ここで方針を転換しておかねば将来もっと大変な事態になるのもまた事実であると考えました。 |
■ | 確かに、このHPで私がカープのことをどうのこうのと悪態をついたところで弱いカープが強くなるわけでもないですし、やり玉に挙がったその選手のファンにとってはおもしろいわけはないのです。それはわかります。ただ、そのどうのこうのに対して、「あんたが公の場で選手の悪口を言って何になる、選手の立場や家族のことも考えろ」という意見を頂く事自体(それは全く正論に違いないのですが)、私だってその選手(や家族)が憎くて書いたことは一度もなく、ましてや悪意があったわけでは絶対にありません(「それでもゆるさん」というのであればもう対処のしようはありません)。誰のためでもなく、「カープが好きだから」の思いで書いてきたのであり(そうじゃなければカープの歴史なんて調べたりしませんしこんなHPを作って維持管理なんてしませんよ、絶対。だってどうだっていいことじゃないですか、ファンでなければ)、カープが勝てばうれしいし、負ければくやしいというのはファン心理です。「好き勝手に書いて何が悪い」、「気に入らないなら読むな」と突っぱねることも簡単です。手前味噌ですが、核心を突きすぎた(本当の事を書きすぎた)ことが激辛鯉野球のページの寿命を縮めたことになってしまったというわけです(負け試合にはかならず理由があります)。その私的愚痴日記のような内容をHPに掲載することに対して、「そんなことを言うやつは絶対に許さん、あんたの気がしれん」と思う人がいたとしてもそれもまた自由。ただ、実際にその人がどこに住んでいて、どの程度のカープファンで、どの程度このHPの記事を読まれたかどうかは定かではないのですが(おそらく激辛〜でしょう)、どこの部分を読んだにせよ、そのようなメールを頂くこと自体、カープファンを標榜する私としては、全く持って心外、そして、そんなふうにとられることについて、これ以上の屈辱はありません。が、まあ冷静になって考えれば、市民球場の近くに住んでいる割には市民球場へ足繁く通っているわけでもないですし、もし仮に、かの人が毎日毎日市民球場へ通って「頑張れ、頑張れ」と声援しているのであれば、実際のところ返す言葉はありません。ということで、激辛鯉野球の執筆を中断するという結論に至ったわけです。わけのわからん文章を読んでくださりありがとうございました<(_ _)>。 |