な,なんと,あの本にカバーがあったとは!
自分的には大発見だと思うこと



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私の家の本棚のプロ野球の棚に燦然と輝く「V1記念広島東洋カープ球団史」。1976(昭和51)年発行で,初優勝までのカープの歴史を語るための「聖典」とも言うべき名著です。ところが,恥ずかしながら,本の存在をずいぶん前から知っていたにもかかわらず,購入できたのは結構最近のことなんです(とは言っても2年位前になります)。とある古本屋で発見したときはさすがに嬉しかった!早速購入して,大切に大切に保管していたのですが…。
ある日,またその古本屋にふらりと立ち寄った折り,再び「V1記念」が売りに出ているのを発見。「貴重な資料だけに,大切にしてくれる人に買い取ってもらいなよ」と,ふと手に取ってみれば,「美品」の文字が。ぱっと見た感じ,確かに綺麗。で,なにげなく反対にひっくり返した瞬間,「!」と驚いてしまいました。
←左側(ビニールに包まれている方)が新たに購入した「球団史」
←「美品」球団史(左)と旧球団史(右)
心なしか左の美品の方が日焼けが少なくて綺麗でしょ?(といってもこの写真ではわからないかも)。
で,最初のコマで何に驚いたかというと,なんと、なんと「美品」球団史には中の本体にカバーが掛かっていたのです。もともとの球団史にはついてなかったので、赤い表紙、そのままだと信じ切っていただけにビックリです。さすがに「美品」というだけに、そのカバーにも一切キズなし。感涙です!28年の時を超えて、V1の感動が我が家に!と、いうことで、もちろんその美麗さにひかれて2冊目であるにもかかわらず購入してしまいました(これで3000円なら安いよ,絶対)。もともとあった方は「読む用」にして,美品の方は「のけとく用」にします。う〜ん,まるでアイドルの写真集状態でんがな…。
しばらくビニールに包まれた状態のままで保管していたのですが,本企画のために,キトラ古墳ではありませんが,一瞬だけ開封して,カバーを外して撮った写真がこれ。フラッシュの当たり方で右側が随分と光っていますが,「美品」は左側なんです。う〜ん,これじゃあよくわかんない…。もちろん撮影終了後,再びビニールの中に戻しましたが,そのせいでカビや虫食いになったんじゃあいけないので,年に1回は虫干しすることにします(覚えていればですが)。
んでもって,問題のカバーを広げた状態。誇らしげにペナントが青空に翻っています(日本一ではないんですけど)。なかなか大胆な構図です。いやはや,いずれにしてもこの「V1記念広島東洋カープ球団史」,気合い入ってますね。それだけ球団創設25年目にしての初優勝が嬉しかったということです。
「歴史知鯉学」としての次のリサーチは、この本が何冊発行されたのかを調べることですかね。
これまで集めたカープの本も紹介しなきゃ…。愚痴日記ばかりじゃいけませんよね。



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