泣きが入りまくりです…
こりゃ建ちそうにないぞ…orzU
■ | 既報のとおり、新球場建設に暗雲です…。 | |
■ | 広島市が現地での建て替えを前提とした試算をとある民間企業(大阪ドームなどを設計した会社)に委託して行わせたところ、「カネを積んで時間をかければ可能」という結果になったらしいですね。しかしこの結論って、あまりにも当たり前です。カネと時間があれば大抵の建物は建ちますって(苦笑)。時間が無い上にカネ無いからみんな頭を悩ませているというのに、「その両方が何とかなれば」とかいう回答をそのまま「こうでしたから難しいですね」と公表するのは「あまりにもやる気がない」と言われても仕方ないでしょうね…。 | |
■ | 今年3月末の時点の話では着工が06年10月だったはずなのに、もうすでに「それは無理」と泣きが入ってしまいました。最短でも07年3月になるそうです。だったら、3月末に公表された促進会議の描いたスケジュールなるのものは全くの絵空事だったってことになりません?そもそも着工がずれ込む最大の要因は市青少年センターなどの周辺施設の撤去が行われていないことらしいので、言ってしまえば、「だれがそれを怠っているの?」ってことになりますよね。誰ですか? | |
■ | で、それらの施設を撤去して新球場を建てたとすると、本塁南側案で右翼席の席数が6000から1400に、本塁北側案で6000から3100に減るらしいですね。右翼席と言えば市民球場のドル箱。そのドル箱を削って、しかも客が全く入らない2階席を外野3200席も作らねばならないし、さらには内野2階席をさらに増設と、「2階席だらけの球場になってしまいまいカープの経営を圧迫しかねない」って、これまた体のいい泣き言ですな。ほんじゃあ聞きますが、全席1階の新球場をヤード跡地に作ったら、現在地に建て替える2階席だらけの球場よりも観客が増えるって言えますか?もしそうなら、その根拠はなんですか? | |
■ | さらには、「カープが試合をしながらの建て替えになると安全確保等にカネがかかるので当初の事業費から6億−8億8000万円の上乗せが必要である」と大々的に喧伝してますけど、この場合はあの促進会議の試算をちゃんと踏襲するんですね、ホームベースの位置とかあれこれ変わるのに。球場の本体工事を安く抑えて総額を予算内に抑えるって発想にはならないんですね。 | |
■ | とにかく最近の報道内容は、「現在地建て替えは無理だからヤード跡地しかないか…」って世論を導くための口実でしかないように思いますが、如何?一方では、「もう待ったなし」とか言っているわけだから、個人的に言わせて貰えれば「卑怯」だと思いますね、一旦促進会議の結論が出ているわけですから。今言っているような泣き言は、それこそ促進会議に対して説明しておくべきであって、今になってどうのこうのと言うべきではないでしょう。 | |
■ | 結局の所、この期に及んで「どこに建てるか」さえも決まっていない新球場建設問題。こんな調子じゃあ、いつまで経ってもろくな球場は建ちゃあしませんって(笑)。取って付けたような中途半端な新球場がヤード跡地の中途半端な位置にぽこっと建設されるのが関の山ですかね。それでも建てば立派かもしれません。「そりゃそうと、どこにいつ建つ、新球場?」(詠み人知らず)。中の句は、「建てる気あるのか」の方がいいかも(苦笑)。「あっさりと、諦めましょう、新球場」でもいいかもね。成績もジリ貧、収入もジリ貧で補強もままならず「広島東洋カープついに消滅(あるいは身売り)」って可能性の方が現在地に屋根付き新球場が建つということよりも遙かに高いと思いますよ。「無くなることだけはない」って思っているかもしれませんが、その「まさか」が立て続けに起こっていることをもっと真摯に受け止めるべきです。 |