諜報戦が大切デス
そんなんで勝てるわけないデスヨ


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安仁屋さんやたっちゃんは,「サインが完全に盗まれてますねorz」と言い,うちの事情通は「(サインが盗まれてるんじゃなくて)パターンが読まれてるんでしょう」と宣いました。いずれにせよ,今年のカープ,,ここ一番のサインプレーを失敗してばかり(別の言い方をすれば「間抜けなプレー」)って印象をが強く持たれたファンの方も多かった事と思います。
何を隠そう(何も隠してませんが)この私も,投手交代を含めて「どうなっとんじゃ?」って思うことが多かったデス(日記を読み返してみれば結構あります)。そりゃ確かに,「全部が全部失敗した」って訳ではないのですが,「もうちょっとどうにかなったろ?」ってことがすこぶる多かったのも事実です。で,その理由なんですが…。
10月11日付の中国新聞の朝刊のスポーツ欄を見て驚愕です。「えっ?なんでこんなところで走るんだ??」であっけなく憤死の理由が,「ストップウオッチを片手に相手投手の投球時間と配球の条件が整えば,試合の流れや局面とは関係なくサインが出る」そうで,防ぐ側からすればこれほどやりやすい相手はありませんわな。どんな展開でもパターンにはまればきっちりと盗塁を仕掛けてくるわけで,「きっちり外されてセカンドベースの遙か手前でタッチアウト」になるわけデス。つまりは,うちの事情通が言っていたとおりだったことになりますな…。
野球ってさぁ,ただ単に打って走るスポーツじゃないわけで,結局の所,「いかにして相手のクセを盗み,そして,いかにして相手を欺すか」であるのに,「クセは完全に盗まれて,欺しは全く通用せず」で,どうやって勝てというんでしょうか…。これじゃあまるで,「闇夜に提灯ブラ下げて夜襲にでかけて集中砲火を浴びて全滅の憂き目にあう」みたいなモンです…。
まぁ,1年中オープン戦だった今シーズンは仕方ない(今更言っても仕方ない)として,問題は無良運が何を思って頑迷にその方針をとり続けたかにあります。単なる意固地だったのであれば,犬死にした走者が浮かばれません。ていうか,単なるバカ監督です。来年も今年のような惨劇が繰り返されるならとっととお辞めいただきたい!
来日1年目の外国人監督が「ステーツノベェースボォォールハじゃぱんノすもーるべぇすぼぉるトハちがいマ〜す(←ありがち)」とばかりに日本の気候風土を無視した采配を続けたならいざ知らず,「選手個々人の力量は把握した(本人談)」はずの2年目でこれじゃぁねぇ…。「エンドランや投手交代でも『何度も,えっと思った』という選手の声は少なくない」(前掲の中国新聞記事)だったそうで,選手が「えっ」って思うくらいですから,ファンとしては「orz」にしかなりませんナ…
3年契約の3年目ということで(単に代わりがいなかったとも言う),来年も無良運が采配を取ることに決まっている(今のところ)ので,無良運の変わり身に期待するしかないのが現実であるのがとても悲しいですネ。球団としても,見るに見かねてあれこれと再契約に際して条件を出したみたいですが,私としては,@勝ちムードが次の試合へと続くような用兵,Aオープン戦はオープン戦だけにとどめる,Bもうちょっと作戦を考える,の3点を要求として挙げたいですネ。ま,この要求が不良運の耳に届くことはないんですがね。だって,全文日本語だし…。


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