ストーブリーグ1999.11



今月のトピックス
■江藤の動向と1999ドラフト会議

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新聞等掲載日 内容
1999.11.30 ■広島初のOBによる紅白戦
球団創設50周年を記念して、12月4日にOBによる初の紅白戦を広島市民球場で開催することとなった。入場は
無料とのこと。
1999.11.29 ■ドラフト1位河内投手の入団決まる!
11月28日、河内投手と交渉行い契約金1億円、年俸700万円で入団決定。背番号はなんと24に決まり。ただ、
年俸は高卒新人ドラ1の中では最低みたいだが…。
1999.11.28 ■現状維持にしょんぼり町田(11.27)
1時間40分交渉を行ったが現状維持止まり。完璧なホームランをファールと判定された6月30日の横浜戦を引き合い
に出し、「あれで流れが変わった」と弁解。「自分をしっかり持たないといけない」。そうです、そうです。実力があること
は、誰しもが認めています。「アグレッシブな姿勢」、それが最も足りない部分であることも誰しもが思ってます。今の
ところ「江藤の穴」を埋める一番手、小早川のような道は歩んでほしくないものであります。
1999.11.27 ■新人には至れり尽くせり
今年のドラフト選手との契約が済み次第、石橋、熊沢両コーチを派遣、「プロ根性とは何か」について心身両面の英才
教育を施し、プロとしてのスタートを切れるようにとの親心らしい…。

■若手には強制練習、これが「プロ根性」か??
新人が大切にされる一方で、秋季練習で罵倒されたおされた若手は、26日から29日まで「強制練習」。だからといっ
て急に底上げができるとも思わず、単なる意地悪にしか見えないんですけど…。12月1日になったら、糸の切れた凧
のように遊び惚けてしまうのではなかろうか?
1999.11.26 ■広島、3選手と入団合意
ドラフト3位指名・栗原健太内野手、5位指名・佐竹健太投手、8位指名長崎 元外野手と仮契約。栗原内野手は、
契約金4500万円、年俸540万円、佐竹投手は、契約金4000万円、年俸600万円、平塚外野手は、契約金
2000万円、年俸440万円で合意。
1999.11.25 ■ペレスと練習生ら(ブリトー内野手、ベルトレ内野手、コルニエール投手)が帰国。ペレスと再契約を行うかどうかは
未定(まあ、あんな仕打ちをされたんだから、再契約するとは思えませんな)。
1999.11.24 ■秋期練習で入団テストを行った、元ダイエー山崎慎太郎投手(33)、元近鉄谷内(やち)聖樹投手(27)、元近鉄
佐藤裕幸内野手(28)ら3名と来期の契約を結んだ(11.23)

■小雨降る中、ファン感謝デー開催される(11.23)
ストラック・アウトでは西山8枚、佐々岡3枚の記録に詰めかけた1万5千の観客大喜び
1999.11.23 ■秋季練習終わる、達川監督超おかんむり(11.22)
市民球場での紅白戦で、あいかわらずのミスの連続に達川監督「プッツン」。紅白両軍でなんと28安打の乱打戦。
紅:田中−吉年−長谷川−広池−酒井、白:河野−菊地原−林−谷内−矢野の投手リレー。今年一軍で投げた
投手も混ざっているというのに、たかだか紅白戦だというのになんという体たらく…。ホント、この2週間で何をやって
きたのでしょうか?まあ、ここまで壊れきってしまった投手陣を2週間で立ち直るわけはないのだから、八つ当たり
してもしょうがないですよね。

■何を血迷ったか、こんどは左のワンポイント
新外国人投手として、米大リーグレッドソックス傘下3Aポータケットのサル・ウルソー投手(27)の獲得を目指している
ことが明らかに。ウルソー投手は今季4試合に登板して1勝0敗、防御率3.52、レッドソックス傘下2Aトレントンで
22試合登板、2勝2敗、防御率1.86。これって、ほとんど「実績無し」に等しいのでは??でも日本人投手陣は
完全パンク状態なので仕方ないのか?
1999.11.21 ■ドラ1河内に指名あいさつ
備前チーフスカウトと苑田スカウトが國學院久我山高で河内と両親、野球部監督と会談。達川監督のサイン入り選択
確定当たりくじをプレゼント。河内は「広島でお世話になります」と入団に前向き。今月中に入団交渉を行い、正式契約
を結ぶ予定。広島の高校生投手としては過去最高に近い評価として条件提示をするらしい。

■ドラ4、ドラ6にも指名あいさつ
ドラフト4位指名佐賀東高・末永真史外野手、ドラフト6位指名山梨学院大付高・苫米地鉄人投手に、それぞれ村上
スカウトと渡辺スカウトが挨拶。末永外野手とは次回交渉で入団が決まる見込み。苫米地投手との次回交渉は未定。

■その他の選手への挨拶の日程
11月25日:3位・栗原健太内野手(日大山形高)、5位・佐竹健太投手(NKK)、8位・長崎 元外野手(平塚学園高)
11月27日:7位・松本奉文内野手(亜細亜大)
1999.11.20 ■中日も江藤獲りに参加
後足で砂をかけて出ていった江藤の獲得に中日も参戦することになった。これで、巨人、横浜、阪神に続いてセリーグ
4チーム目。なんでそんなに人気があるのか、ますますわからなくなってきた。皆さん、ちゃんと考えた方がいいと
思いますよ。で、江藤はというと、相変わらずの態度のまま何も変化もなし。

■ホント、ラッキー
ドラフト会議が終わって一夜明けて、広島の指名選手の全貌が明らかとなった。ホント、河内の交渉権を獲れたのは
本当に幸いであった。もし外していたら、今年のドラフトは大失敗に終わっていたことでしょう。
1999.11.19 ■ドラフト会議終了
広島は國學院久我山の河内貴哉投手交渉権を、中日、近鉄と競合の上獲得。本人も入団に前向き
であることから、久々にドラフトの「目玉」が広島に入団する。
広島が外れ1位に予定していた投手を近鉄が2位に指名するという思わぬ展開。競合がなかったことから、交渉権
を近鉄が獲得。もしくじを外せば、はずれのはずれというとんでもない結果になるところだったが、「選択確定」の
幸運に救われた。そのとんでもない展開にはまってしまったのが中日。3人で指名打ち切りに。

■ドラ2木村、いきなり仮契約
契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸1300万円で合意、背番号は名捕手の27に内定
1999.11.18 ■いよいよ明日はドラフト会議
ドラフト会議が明日になりました。広島は競合する1位指名で、交渉権を獲得出来るのでしょうか??なかなか
よさそうな投手なので、是非とも引き当てて欲しいものです。
1999.11.17 ■横山、しぶしぶ合意(11.16)
「判を押しました。しょうがないって感じです」。1000万アップを保留していた横山が10分程度の再交渉で
あっさり「降参」。「根負け」というより「自暴自棄」に近い結末。これでやる気をなくさなければいいのだが…。
横山は貴重な戦力(フルシーズンは絶対に無理だが)と球団も考えているはずなのに…。
そうじゃないのだろうか???

■内野手がいない??
来シーズンの内野の布陣、1塁:島、2塁:兵藤(福地)、遊撃:東出、3塁:町田(新井)。これじゃあ残念ながら
全く計算が立ちそうにありません。野村も全試合は無理そうだし、ディアスには全く期待できないし(守備が
おそまつすぎる)。やっぱり江藤の穴は大きいか?
1999.11.16 ■ドラフト1位が競合?
各球団のドラフト1位、2位が明らかになる中、広島の1位指名候補河内貴哉投手(國學院久我山)が、中日、
近鉄と競合する可能性が大となった。広島のくじ運やいかに??2位はもちろん逆指名の木村一喜捕手
(日本通運)だから競合なし。

■セ・リーグ東西対抗で緒方、河野が優秀選手、東出も出場(11.15)
河野は5回〜7回を投げ無失点、緒方は2安打1打点、東出は7回から遊撃守備に入る。

■秋季キャンプ第3クール終了(11.15)
第4クールは16日から始まり、18日の午前中でついに打ち上げとなる。
1999.11.14 ■横山1000万増を保留(11.13)
壊滅状態の投手陣にあって佐々岡の次に頑張った横山の給料が1000万円増の2500万円提示に「NO!」。
本人は3000万近い額まで上がると思っていたらしいが、とどかずで本人がっくり、そのまま保留に。江藤分の
お金が浮くんだから、ばーんと出してやればいいのに。そのかわり、ダメなら大きく減額でいいのでは?
曖昧な温情主義が第2、第3の江藤を生む温床になる(と思うのだが?)
1999.11.13 ■ドラ3の矢野、紅白戦に登板(11.12)
最高球速143Km、2回をピシャリ。昨春の選抜では8強入りの原動力に、なんとあの新垣(沖縄水産高−
九州共立大)と並ぶ速球投手だったとか。ウエスタンでは0勝1敗(3試合)。本物になって欲しいものである。
1999.11.12 ■広島3A左腕を獲得!?
米大リーグレッドソックス傘下の3Aポータケットのクリス・カンバーランド投手(26)、左投・右打、186p、86Kgを獲得
するとのこと。カンバーランド投手は、今期は主に3Aで主に中継ぎとして36試合に登板し、4勝3敗、防御率に至って
は、なんと4.45…。オーナーは「球はそれほど速いわけではないが、安定感のあるタイプ、主に先発として考えて
いる」だそうで。これって今年の「デハート」と同じ結果になるのでは?古くは「レーシッチ」。「球速」こそ何ものにも
替え難い能力だと思うが。江藤の穴を埋める打者も探しているみたいだけど、だったらなぜロペスを切った?
どうしてディアスを残した?2000万〜5000万程度でディアス並みを取るんだったら(そんなもんいらん)、
ドミニカ〜ンをもっと鍛えたら??

■来期こそ田村が正捕手だっ!!
田村 恵(23)、ここへ来て評価がうなぎ登り(らしい)。達川監督も太鼓判(らしい)。紅白戦、田村がマスクをかぶると
自軍は全勝、リードもよく、キャッチングも合格(らしい)。今度こそ、今度こそ…。

■どうする広池?
バント守備をしくじって、フィールディングのあまりのひどさから2軍に落とされた広池。秋季キャンプでも相変わらず
らしい。ホント、いい加減に真剣にやらないと、3年でくびって事もありますぞ。
1999.11.11 ■黒田台湾を完封
インターコンチネンタルカップに参加している黒田投手がまた好投、あの台湾を3安打、9奪三振で3塁も踏ませず
完封勝!この好投を来年も…。今年の不成績は、頭部へのデットボールが端緒。もしあれがなければ、もしかしたら
2ケタ勝っていたかも…。
1999.11.10 ■緒方、5年連続5度目のゴールデングラブ賞受賞
優勝した中日から誰も選ばれなかったのに、広島からただ一人緒方が選ばれた
■河野が紅白戦に登板、5回途中まで投げて1失点
こりゃあ、来年ひょっとしたらひょっとするかも…
1999.11. 9 ■江藤ついにFA宣言
11.9午後、ついに江藤がFA宣言を行った。広島東洋カープは球団の方針として、FA宣言を行った選手との
契約を行わないため、本日をもって江藤の他球団への移籍が確定した。複数の球団が獲得に乗り出す模様。
広島市内での下馬評は、やはり巨人。川口の二の舞にならないことを祈るのみである…。
→特集記事はこちら

■江藤vsオーナー代行
午後1時から約2時間半、松田オーナー代行と江藤が会談。やはり結論は出ず。「もう一晩考える」とは、
優柔不断なだけなのか、本当に悩んでいるのか、おちょくっているだけなのか、ここまでくると、「もう、
えー加減にせーや」って感じである(11.8)
1999.11. 7 ■紅白戦で菊地原が好投、フォーム改造が功奏?
菊地原、フォームをスリークオーターに改造、これって「清川化」の第1歩?本当に大丈夫なのか??
とりあえず5回を2安打、無失点。がんばれ菊地原、後がないぞ…

■山田ってどの山田?
「山田が1本塁打を含む3安打」ということだけど、山田ってどの山田?山田喜久夫??のわけはない。
この山田とは「山田 潤」。そういえばいたね。 
1999.11. 6 ■江藤、あいかわらず態度保留
「まだ決めていない」、「気持ちは5分5分」、「宣言と残留のど真ん中」、あと3日しかないがそんなんで本当に
決心がつくの?一体何を悩んでいるのか全くわからない。ここまでこね回して、「やっぱり残ります」ってのは、
どうにも男らしくないですね〜。カープ自体は残留しなくてもいいと思ってるんじゃないかしらん?さっさと巨人へ
移籍すれば?
1999.11. 5 ■テスト生3人合格
元ダイエー山崎慎太郎投手(33)、元近鉄谷内聖樹投手(27)、元近鉄佐藤裕幸内野手(28)の合格を決定。
 山崎慎太郎:260試合、82勝90敗3セーブ
 谷内聖樹:20試合0勝1敗
 佐藤裕幸:通算.081、1打点(広島→巨人→近鉄)

■河野好投:6回を4安打、無失点、井生打で活躍:2安打、2打点
1999.11. 4 ■秋季キャンプで、ドラフト7位ルーキー酒井大輔の株が急上昇、達ちゃんぞっこんとのこと。川端コーチ曰く
「欠点はあるが、そこを直すと(速い球を投げるれるという)長所が消えてしまう」。おいおい、じゃあ長谷川と
菊地原は長所がなくって欠点だらけだからフォーム矯正ってこと??

■1983年ドラフト2位の元広島・小早川毅彦内野手(38)が引退。16年間の通算成績は1431試合、
1093安打、2割7分3厘、171本塁打、626打点。
1999.11. 3 ■秋季キャンプ始まる
いきなりの紅白戦で東出2安打、間違いなく本物の証だ。ところがどっこい、長谷川(5回を6安打、4失点)、
菊地原(6回を9安打、8失点)ともにさんざん。理由は、二人ともフォーム矯正中のためとか。
前から思っていることなんですけど、あんまり易々とフォームをいじくりまわさない方がいいんとちゃいます?
沢崎も小林幹も結局「フォーム改造」が裏目に出てつぶれてしまったじゃないですか。
それで成績が残せたのならそのままでいいと思うのはあさはかなのでしょうか??ま、確かに長谷川と菊地原は
結果を残してないと言ってしまえばそれまでですが…。
1999.11. 2 ■選手日南入り(11/1)
達川監督以下総勢59人が宮崎県日南市に移動
1999.11. 1 ■秋季キャンプに向けて達川監督意気込みを語る。「予習・試験・復習」とは、まるで小学生…
秋季キャンプは、11月2日から11月18日まで、宮崎県日南市にて。今年は休みあり(5日、10日、15日)。
よかった、よかった。
初日からいきなり紅白戦、さらに期間中ほぼ1日おき実施。
故障者などの残留組は山口・由宇、主力組は広島市市内。

スタッフ 達川監督
木下、西田、川端、阿部、片岡、熊沢、苫篠、長内、清川、高、石橋コーチ
投手 澤崎、長谷川、遠藤、横山、小林幹、玉木重、田中、菊地原、矢野、林、小林敦、矢野、
広池、酒井
捕手 小畑、倉、田村
内野手 兵藤、新井、島、野々垣、福地、東出、井生、山田、若林、ブリトーベルトレ
外野手 浅井、朝山、森笠、ペレス

■江藤はまだ沈黙。


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