新・キャッチフレーズ

ストーブリーグ1999.12



1999年もあと一月…

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新聞等掲載日 内容
1999.12.28 ■広島東洋カープ御用納め(12.27)
各部ごとに松田オーナーにあいさつし、今年の全ての業務を終了。28日から2000年1月4日まで正月休み。仕事始めは1月5日。1月14日午前10時から球団幹部と達川監督らスタッフが広島護国神社に参拝し、必勝祈願を行う。
1999.12.26 ■ドラ2期待の木村一喜に黄信号?
河内、栗原ばかりが目立った体力テストで、木村一喜の下半身の筋力が高校生以下という結果に。このため、沖縄キャンプ参加の可能性が「自主トレの動き次第(達川監督)」に格下げ。本人は、「退社の挨拶回りが忙しくて…」といいわけしているらしいが、はたしてそれぐらいで高校生に負けるだろうか?「鍛え直します」と殊勝なコメントだが、ここで出遅れるといつの間にか忘れ去られてしまう可能性もあり、本人の言うとおり「やばいっす」よ…。ということは、チャンスだ田村!、がんばれ田村!!
1999.12.25 ■新人の体力テスト実施(12.24)
ドラ1の河内がベンチプレスで100kg、スクワットで280kgをクリア。「大学、社会人出身の投手に匹敵する数字(石橋トレコーチ)。パワーならドラ3の栗原におまかせ。ベンチプレス120kg以上、スクワットで330kg以上をマーク。新井ら一軍のトップクラスにならぶ数字を叩き出しながら、「何気なくやったんですけどね〜」とは…。新人様ご一行は25日一旦解散、大野寮入寮は2000年1月9日。
1999.12.24 ■カープ新人入団発表(12.23)
広島市内のホテルで、今年ドラフト指名した8選手の入団発表を行った。詳細はこちらへ。
1999.12.23 ■7人目の外国人選手、ブリトー入団(12.22)
9月中旬から来日していたアンヘル・ブリトー内野手(21)の入団が決定した。年俸440万円の1年契約。ドミニカ共和国のベースボールアカデミーからの久々の大砲候補。185p、88s、右投・右打。1995、1996年に日ハムにいたブリトーのいとこ。私的には一番活躍して欲しい選手なのですが、活躍したら活躍したですぐ「大リーグ」とか言い出すだろうし、冷たくあしらえば(そんなつもりはないにせよ)、「人種差別」とか言われてかみつかれるし、なかなか難しいものです。

■2000年、広島東洋カープ外国人選手一覧
名前 年齢 投・打 身長・体重 年俸 成績と所属
カンバーランド 26 左・右 185, 86 2,700 3A・ポーターケット
ウルソ 27 左・右 183, 90 2,575 3A・ポーターケット
ミンチー 30 右・右 203,118 4,120 52試合17勝20敗(3年目)
レイノソ 24 右・右 183, 85 9試合0勝2敗(2年目)
ボール 30 右・右 183, 90 3,900 3A・バンクーバー
ブリトー 21 右・右 185, 88 440 ドミニカ・カープアカデミー
ディアス 28 右・右 179, 79 110試合、打率.263

7人体制は広島初の快挙(?)。期待はずれであった場合を考慮したもの。「成績次第では、シーズン内の入れ替えもある(松田 元オーナー代行)」とのこと。来シーズン、広島の外国人から目が離せない??

■ドラフト指名8選手来広(12.22)
23日の入団発表記者会見のためにドラフト指名8選手が広島入り。
1999.12.17 ■で、野村は現状維持(12.16)
緒方、金本、佐々岡、前田で江藤の年俸を山分けしたためではないでしょうが、野村は予想通りの「現状維持」。これにて、前田の第1位が確定しました。はたしてこの「誠意」を前田は理解しているのでしょうかねえ…。山分けの対象にならねばいいのですが…。とにもかくにもこれで全選手の契約更改が終了。新年俸の合計額(日本人現役選手のみ)は、16億1610万円也

■2000年のキャッチフレーズ(12.16)
確かあれはファン感謝デーでのこと。たっちゃんが「来年のキャッチフレーズは"START FROM ZERO ZERO"にしよーかー思っとる」と言っていた。もちろん冗談だろうと思っていたが、そのまま成績決定になったみたいです。"ZERO"が1回少ないやつは、1983年に1回使ってます。盗作すれすれです。

■退団選手の行く末99

指名と年齢 広島での通算成績(一軍) 進路
山田喜久夫投手(28) 5試合0勝0敗 打撃投手(横浜)
山根雅仁投手(24) 8試合0勝1敗 スコアラー(広島)
高橋英樹投手(27) 97試合7勝8敗 打撃投手(広島)
橋本 啓投手(20) 登板なし 未定(テスト不合格)
デハード投手(31) 6試合0勝1敗 めざせ大リーグ
ペレス外野手(22) 227試合、打率.271 大リーグは無理無理
ペルドモ投手(26) 47試合3勝4敗・41試合、打率.175 大リーグは絶対無理
井上煌千外野手(22) 出場無し 未定(テスト不合格)
井上浩司内野手(25) 6試合、打率.000 未定(野球以外)
宇野雅美投手(21) 登板なし 未定(野球以外)
江藤 智内野手(29) 1050試合、打率.279、本塁打248、打点670 金権球団

1999.12.16 ■緒方は1億6000万円でサイン(12.15)
今年のカープの中ではピカイチの成績だった緒方が5000万円増の1億6000万円でサイン。佐々岡6000万、前田2000万、緒方5000万、金本5000万、しめて1億8000万円也。この1億8000万円というのがミソ。なんと江藤の年俸1億8000万円にドンぴしゃです。つまり、この4人で江藤の来年の年俸を山分けした格好になってます。さて、来年は誰の年俸が山分けの対象になってしまうのでしょうか?ボール+サル+カンバーランドが可能性大?

■ボール内野手と契約(12.15)
アスレチックス傘下3Aバンクバーのジェフ・ボール内野手(30)と契約。年俸30万ドル(3900万円)の1年契約。裏切り者江藤の付けていた33を付けるらしい。ボール内野手は身長182p、体重90`、右投げ右打ち。

■チェコがクビに(12.15)
広島の顔に泥を塗って、後足で砂をかけて出ていった(某代理人にだまくらかされて売り飛ばされた)あのチェコがどうやらクビになったらしい。あのまま広島にいれば今頃は余裕で1億円プレーヤーだったろうにねえ…。あくまでケガをしなかったらの話ですが。まさか、日本のプロ野球で契約するチームはないと思うが、ひょっとしたら、ひょっとして…。
1999.12.15 ■前田2億円超でサイン(12.14)
前田が2000万円増の2億1500万円でサイン、球団としては二人目の2億円プレーヤー。現時点では昨年の野村を抜いて歴代1位の高給取りに。成績的にははっきり言ってぱっとせず、公言し続けてきた、「135試合出場」も単なるかけ声に終わってしまった今季。ベースアップ分はFAの再契約金のつもりかもしれませんね(安っす〜)。

■ウルソ投手と契約(12.14)
レッドソックス傘下3Aポータケットのサルバトーレ・ウルソ投手と契約。契約金5万ドル(約515万円)、年俸25万ドル(約2575万円)。ウルソ(変な名前)は、フロリダ州出身の27歳。今シーズンは3Aでたった4試合の登板、0勝1敗、防御率3.52。2Aでは22試合で2勝2敗、防御率1.86。なんともまあ、貧相な成績である。こんなもんで大丈夫か??公称145`の前後(前後がミソ)のストレートと、カーブ、シンカーが武器だと。リリーフか左のワンポイントとして使う予定で、本人は「日本の最多登板記録をねらう」と息巻いているらしいが、期待通りの外れくじか、それとも安い買い物か、それはまだ誰にもわかりませが、成績を見る限りでは前者の公算が大きいです…。

■オープン戦日程決まる(12.14)
来年の球春の到来は2月26日、対ロッテ戦(都城)から。今年より2試合少ない14試合を予定。
1999.12.12 ■松田 元オーナー代行渡米(12.11)
新外国人との契約のため、松田オーナー自らが渡米した。13日にレッドソックス傘下3Aポータケットのサル・ウルソ投手(27)と、14日にはアスレチックス傘下3Aバンクバーのジェフ・ボール内野手(30)と交渉し契約を結ぶ予定。両選手と契約が成立すれば、残留のミンチー、ディアス、レイノソ、カンバーランド(26)、ブリトー(21)とともに、来期は外国人計7人体制となる。
1999.12.11 ■西山サイン、300万円増も佐々岡のおかげ?(12.10)
西山捕手が300万円増の7500万円でサイン。本来は現状維持のはずだったが、佐々岡の勝ち試合全てに先発マスクをかぶり、活躍を支えたとしてこづかい分として300万円増となったもの。
1999.12.10 ■佐々岡投手史上最高額でサイン(12.9)
今年の年俸が1億円(’99、投手陣1位、チーム内6位)の佐々岡が60%アップ(6000万円増)でサインした。これまでの最高額大野の1億1200万円を大幅に更新し、投手としてカープ史上最高額となった。佐々岡投手の’99の成績は、26試合に登板、13完投、12完投勝利、5完封、15勝8敗、防御率3.27。5月8日の中日戦(広島)ではノーヒットノーランを達成。来年の開幕投手としてすでに指名されている(気が早い)。まず何をさておき江倒を頼む!!
1999.12. 9 ■背番号変更を発表(12.8)
2000年シーズンから背番号が変更になる11選手が発表された。

河 野 54→12、菊地原 49→13、山崎慎 17、田  中 36→34、山崎健 17→46、谷  内  69
島   34→00、東  出 46→2、ディアス 2→ 49、佐藤 59、伊与田 61→51

ちなみに、菊地原がつける背番号13はカープのレギュラークラスの中で最も大成しない背番号。個人的には、菊地原に34をつけてもらいたかったです…。また、ディアスの背番号49も日本人からは敬遠されがちな背番号です。思い切り降格した山崎健は、これまでの背番号の歴史からいうと、1〜2年で消えてしまう運命にあります(あくまでデータ的にですが)。島の00は、野手としては妥当なところと思います。ドラフト選手については、12月23日の入団発表式で正式発表の予定。とりあえず、確定と思われるのは、ドラ1河内が大野のつけていた24、ドラ2の木村が名捕手の番号として誉れ高い背番号27、5位の佐竹は36。FA移籍した裏切り者江藤の33は、新外国人選手(おそらくボール)の予定。
1999.12. 7 ■カンバーランド投手と契約(12.6)
大リーグ・レッドソックス傘下3Aポータケットのクリストファー・カンバーランド投手(26)と契約。契約金7万ドル(710万円、安っす〜)、年俸2700万円(そんなもんか)。カンバーランド投手は185cm、86Kg、左投げ・右打ち。フロリダ州出身、短大を卒業後ドラフトでヤンキースに入団、2Aを振り出しにツインズの3Aを経て’99にポータケットに。今シーズンは主として中継ぎで36試合に登板、4勝3敗、防御率4.45。この程度の成績で、左の先発要員として期待(本気か??)。

■ドラフト指名全8名の入団決まる(12.6)
ドラフト4位指名の佐賀東高の末永真史外野手(18)と仮契約。契約金5000万円、年俸540万円。背番号は未定。これにてドラフト指名全8名の入団が決まった。入団発表は12.23、広島市内のホテルにて。
1999.12. 6 ■江藤ついに決断、なんと移籍先は巨人軍
優柔不断でのらりくらりの江藤、ついに移籍先を決定。なんと巨人軍…。広島の選手として最もやってはいけない選択を、ずるずるずるずると延ばしたあげくに…。で、記者会見。結局、巨人サイドとしては永久欠番の背番号3をもっともらしい理由付けで復活させたいだけなのでは??
1999.12. 5 ■初の「カープOB会紅白試合」開催される(12.4)
全国から47名が参加して行われたカープOB会紅白試合。なんと50年目で初の試み。結構好評で、もしかしたら、来年からも恒例行事として行われるかもしれない。
1999.12. 3 ■江藤はまだ広島にいます
江藤はまだ悩んでいるそうです。勝手にすれば?キャンプインしても「まだ決心が…」とか言っているような気がして…。
1999.12. 2 ■チキート東出契約更改、1300万円に(12.1)
東出内野手が契約更改を行い、660万円から1300万円に倍増。広島の高卒新人としては初の2年目での1000万円突破。しかも、前田の高卒1年目(1991)のアップ率10%を大幅に上回る97%増。「来シーズンの最低ラインは100試合以上出場」とも言われたとか。ディアスから取り上げた背番号「」が来シーズン広島を盛り上げるはずである。一方、西武の松坂は1300万円「から」、5700万円増の7000万円に。やっぱり広島って貧乏球団なんですね…。

■また外国人??(12.1)
新外国人選手として、アスレチックス傘下3Aバンクバーのジェフ・ボール内野手(30)の獲得に乗り出したことが明らかとなった。12/11に松田元オーナーがわざわざ渡米して契約交渉を行う予定。ならどうしてディアスを残したのか?(ボール内野手:183p、90Kg、右投げ・右打ち)

■ドラフト7位・松本と仮契約(12.1)
ドラフト7位、亜細亜大の松本奉文内野手と仮契約。契約金3500万円、年俸720万円、背番号は未定。
1999.12. 1 ■ドラフト6位・苫米地と仮契約(11.30)
ドラフト6位、山梨学院大・苫米地鉄人投手と仮契約。契約金3000万円、年俸480万円、背番号は未定。

■高橋英樹、打撃投手に(11.30)
今季限りでユニフォームを脱いだ高橋英樹投手(27)と打撃投手契約を結んだ。

■江藤はまだ結論出ず(11.30)
FA宣言してから、いまだに移籍先の決まらない「元」広島・江藤。「早く決めたいという気持ちはあるが、ゆっくりと考えたい」と、相変わらず意味不明なコメントに終始。紙上での扱いはますます小さくなるばかり。このままでは「見送り三振」みたいな感じで、せっかく盛り上がった報道熱もどんどんと冷めるだけ…。2000年になっても、「まだ…」と言っていたりして…。


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