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キャンプだコイ2000



いよいよ2000年キャンプシーズン到来です。いざ鍛えよ、選手たち!!


2000年キャンプ・メンバーと日程、そして、今日の河内104


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日付 出来事
2000.3.30 ■さあ、いよいよ開幕なんですが…
2000.3.1から掲載を続けてきました「キャンプだコイ2000」も、今日で最終日となってしまいました。明日はいよいよ開幕戦です。なのに、どうにも気分が盛り上がりません。こんなところで空元気を振りまいてもしょうがないので、冷徹な目で戦力を分析します。覚悟してください!

投げること
ドラフトの超目玉河内104は、自主トレ中の捻挫が長引いて開幕1軍入り出できず。沢崎、山内といった中堅どころも一軍復帰のめどは全く立たず。あげくの果てには、期待の横山までルーズショルダーを再発させて、これも復帰未定。万策尽きた達っちゃんが取った策というのが、紀藤のローテーション入り。紀藤を入れるぐらいなら、4人目のローテーション投手は、とりあえずは山崎慎だと思うんだけど、どうでしょうか?年に1〜2回の狂ったような好投を期待して、20試合近くを捨てるという気にはなれません…。抑えのカンエイも、よかったり悪かったりで、心臓に悪いリリーフを続けることと思います。ここは一発、ウルソーが通用する間はウルソーでいった方が得策なのでは?では、ウルソーにつなぐまでの中継ぎ陣は誰がいる?とりあえずの一人目は使い減りしないタフネス・玉木重。そしていきなり全国区の苫米地。彼らはまあいいとして、小山田、カンバーランドについては、残念ながら他チームのファンから見れば、「誰それ?」状態間違いなし…。継投で勝つのは無理?

守ること
守備の方もざるプレーが治りそうな気配もなく(13試合で13失策)、オープン戦のペースで行けば、1試合に1回はお粗末なプレーを見せられる事になるでしょう…。そうなったら、2年連続の3ケタ失策という、とてつもない大記録達成です(1試合1失策でなく、もっと少なくても達成可能)。おまけに防御率が四捨五入して5点となれば、80敗してもおかしくはありません。とにかく、もう少しつまらない失策を減らす努力をしてもらいたいものです。2年連続3ケタ失策と、防御率四捨五入して5点を達成したら、川端と木下は間違いなく放逐されなければなりません。ただ、「無気力捕球」の瀬戸が開幕一軍を外れてくれて、ムカつくパスボールが減ると思うと、ちょっとだけうれしいです。

打つこと
ポスト江藤の期待大だった「はず」のデブ(ジェフ)・ボールは全くの期待はずれ。久々のハズレ外国人選手になりそうです。主力の緒方、野村はフル出場はまず無理。前田も、やる気があるのかないのかさっぱり不明。打力不足には目をつむって使う予定の単発銃(チキート)も期待薄。金本もここへ来て絶不調の予感。さて、何に期待すれば??新井?

結論
結論はたった一つ。現有戦力では絶対にAクラスは無理!だから順位予想はBクラス、もっと絞れば5位下手すりゃ最下位、悲しいけれど…。そうなったら、達っちゃんも終わりかあ…。案の定、落合さんも「カープ最下位」予想でした。
2000.3.29 ■必勝祈願の神頼み…
いよいよ開幕があさってに迫ってきました。公式戦開幕に先立って、恒例の「必勝祈願」が行われました。去年も行ったんですが、今ひとつ御利益がなかったみたいです(それでもテールエンドに落っこちなかったのが御利益といえば御利益か)。今年は御利益があることを祈っています(御利益を祈ってどうする?)。

■勝つなよきょじん〜
シカゴカブスとニューヨークメッツに快勝してしまった巨人。思わぬところで変な自信をつけやがったのではないかと心配です。特に高橋由高橋尚。由の方は本当に要注意です。松井より絶対に恐い(江藤は思ったとおりの結果で安全パイ)。あんなスイングで、なんで左中間の打球が伸びるのか素人目にはさっぱりわかりませんが、簡単にスタンドインするんだからやはりすごいんでしょう。で、高橋尚。入団時には読売的にも全く一軍半扱いだったのが、オープン戦でめきめき頭角。いきなり「左のエース格」へと赤丸急上昇中。このまま行ったら、今シーズン終了時には雑草魂野郎と、「左右の両輪」なんて持ち上げられているかもしれません。兎に角、とりあえず開幕3連戦だけには投げて欲しくありません…。ローテーション的には十分投げることは可能みたいなので…。ただでさえ、左投手が苦手初物に弱いカープ、いいように手玉に取られるのは火を見るより明らかです。上原が故障無くシーズンを過ごして、尚が2ケタ勝つなんて事が起こったら…。あああああぁぁぁ、考えたくないよぉぉぉぉ。逆指名制度は絶対廃止するべきです!!
2000.3.27 ■ローテーションはどうなる??
昨日の佐々岡に続き紀藤もメロメロ。わかっていた事とはいえやはりショック。溺れる者が掴んだモノは、やっぱり「藁」だったのであります…。ズブズブ…。これで佐々岡、紀藤の2本(?)柱がいずれも傾いてしまったカープ。こりゃあ今年は本当にダメなのかも…。もし開幕巨人戦に3連敗をくらうことがあったとしたら、2度と浮かび上がれないテールエンドをひた走るやも知れません。おおかたの予想は「最下位・阪神」となると思われますが、打てないとはいえ投手陣は整備されつつあります。一方のカープはといえば、現時点で「打てない・守れない・走れない」の3点セット。どうひいき目に見ても今のチーム状態では、阪神をはじめ、他の5チームよりもよいと思われる好材料がありません…。こんな記事を読んで、立腹される方も多いと思いますが、客観的かつ冷徹な分析なのです。

■ディアスまでもが…
ここのところ全くトーンが上がらない「キャンプだコイ2000」。「やっぱりね」の予定調和の次は、予定外の「故障発生」ケガだけはないと思っていたのに、ディアスがパンク。「ひょっとしたら」、「もしかしたら」の期待も春一番とともに、「ひゅー」。で、繰り上げ当選はキムタク。セカンドのポジションを取れるチャンスだキムタク…。またしてもトーンダウン。まだ福地の方が楽しみがあっていいんじゃあ?。それよりも何よりも、正田2世の兵動は?期待の井生は?はああああぁぁぁぁ(ため息)。どうしてこうなったんだろう????強かった80年代がまるでウソのよう…。ここのところの中国新聞の記事も空回りの感が強いです。「足攻赤ヘル4盗塁」といっても、紀藤が2回で5失点、チキート2失策じゃあ、全くの空回りです。
2000.3.26 ■投打ともにボロボロ…
崩壊寸前のカープ投手陣を一人で支えねばならない立場にある「はず」の佐々岡が「100球肩」とは。なんとか5回までを0点におさえるも、6回に4安打を集められて5失点。5回までの投球数が56球、6回がなんと41球で、計97球(約100球)。きっちりと「100球肩」。これを見た達っちゃんは、「完投は無理、100球をめど」とあっさり。で、100球投げた佐々岡の後をつないで簡単に勝てるとでも思っているのでしょうか?こりゃあ、苫米地、ウルソーあたりはフル回転になりそうですぞ…。フル回転しても、いくつ試合を拾えるのでしょうか?!!

ビッグレッドマシンとは遠い過去。なかなか繋がりの出ない打撃陣。特にここのところの金本には目を覆うばかり。再三再四のチャンスに凡退の山。ある程度予測は出来ていたこととはいえ、ここまでひどいとは…。一時「救世主出現か?」とあがめられていたディアスも、ちゃっかりと昨シーズンレベルにまで打率を落とし、「やっぱりね」の予定調和。獲ってもらった恩義から、開幕から10試合程度は泣く泣くレギュラーで使うしかないおデブのボールに至っては、打率.167、本塁打0のていたらく。誰がどう見たってあの体型は節制した野球選手の体型ではありません!!日本の野球を甘く見たのか、それとも単にそれだけの選手なのか、それはわかりません。
2000.3.25 ■大丈夫か木下チーフ?
昨年のリーグ最低の失策数について、「専門ではないポジションでの失策だから、気にしいない」と、自分が関与していないからかどうかわからないが、トンデモナイ他人事なコメントを発した木下チーフ。専門であろうとなかろうと、失策は失策。それよりも何よりも、昨年、その「専門ではないポジションでの失策=ざるプレー」でどれだけチームが泣かされたのかをちゃんと理解しているのでしょうか、本当に?それはともかく、昨年の失敗を反省して、お気楽木下チーフが打ち出したのが、「守備の固定化」。つまり、遊撃へチキート、サードへ野村のコンバート。守備の固定化とはポジションの専門家を作ることであり、そのポジションでエラーつうことは、「弁解の余地なし」ってことですよね。「誰の弁解か?」それはもちろん木下チーフ、あなたのことですぞよ!チキートと野村は悪くありません。チキートの打撃がまだまだ非力なことと、野村の足が135試合の長丁場を乗り切る事なんてできないことは周知の事実ですからね。わかってますかあ?もしも失策数が昨年なみだったら、1年でクビですよ
2000.3.24 ■山崎慎太郎は加藤の予感
FA宣言までして、数年前までブイブイ言わせていた選手があっというまに自由契約。で、ガタ減りの給料覚悟でテスト入団。その名も山崎慎太郎。自分的には知らない選手だったんですが、過去の彼の記録を見ればなかなか大したものです。これだけ実績ある投手を1000万円という超破格値で入手できたんですから、カープ的にはOKですな。そういえば、数年前にも同じようなパターンがあったではありませんか。それは加藤伸一ですよ。テスト入団した後3年間在籍し、9勝→1勝→8勝と、わけのわかんないガイジン投手よりはよっぽどましでした。ただ、98年のシーズを最後に、「さすがにこれ以上の上積みはないはず」、「高い給料を払ったのではテスト入団させた意味がない」という理由(があったかどうか定かではないですが)で、オリックスへと流れていきました。加藤は1984−1999の15年間で70勝83敗、山崎は1987−1999の13年間で82勝92敗と、勝ち負けとも加藤の約1割増し。1年目の成績も、10勝(2ケタ)と加藤の1割り増しになってもらいたいものですなあ。このテスト入団、巨人をお払い箱になった江藤クンあたりを1000万円程度の薄給で拾ってあげるというのもなかなか痛快かもしれません。いやいや、巨人からだとロッテあたりでしょうか?石井のように。
2000.3.21 ■河内開幕2軍
単なる捻挫とタカをくくっていましたが、ここまで影響を及ぼすとは思いもしませんでした。結局、捻挫で出遅れた3週間分の遅れをとりもどすことが出来ず、開幕2軍が決定。ウエスタンで3試合程度投げた後、ゴールデンウイーク頃に1軍昇格という青写真らしいです。どうせなら、是非とも市民球場で公式戦初デビューさせてもらいたいものであります。はい(今日は冷静)。あわよくば新人王。でも今年はガイアンツの高橋が結構勝ちそうだから、29イニングス1/3で止めといて来年に賭けるべきか?(←弱気)。

■紀藤に期待しても、いけんでえ…
紀藤ファンの皆さん、ごめんなさい。でも、ここ数年紀藤にはずいぶんと泣かされてきました。いいときにはとびっきりの、年に数回、ぶったまげるような好投を見せる反面、だいたいにおいてダメなときはからっきしダメ。「投げさせてみないとわからない」という、監督、コーチ、ファン泣かせの「ジキル博士とハイド氏」。何年も前から、シーズン初めに必ず聞かれるセリフが「投手陣の軸に」。でも、軸になったことは、ここのところ一度もありません…。いいタマをもっているのに、肝心なところでポカの連発。何が足りないんでしょうか、ねえ紀藤クン…。同い年だけにがんばってもらいたいんですが…。
2000.3.20 ■関東地方のファンの皆様ごめんなさい
昨日は、テレビ中継も無い日に河内を使った達っちゃんにぶちギレしましたが、関東地方のカープファンのHPを見回って反省、反省。みなさん、東京ドームに実際に見に行かれたのですね(涙)。「開幕戦が東京ドーム」と言うことで、むちゃくちゃ競争率の高い入場券を買うために並んだ方々もたくさんいます。どちらかというと、関東方面にこそ「筋金入り」のファンの方が多いように思います。そりゃあそうですよね。おそらく周囲の80%は巨人ファンでしょうから。この広島でさえ巨人ファンがいるし、広島育ちの野球選手がぬけぬけと巨人を逆指名してしまう、といった信じられない現実…。これらのことに文句を言えば、この広島においてでさえ、「ま〜た広島ファンのひがみが始まった」、「広島ファンの被害妄想はひどいね〜」、「これだから貧乏球団のファンはダメよね、ダ〜メ」という罵倒を受ける日々…。おそらく、関東地方の巨人ファンは、「巨人こそが正義であり、日本中が巨人の勝利を望んでいる」というとんちんかんな考えを持ち、「巨人が優勝すれば景気がよくなる」と本気で思っているのでしょうから、自分自身が「広島ファン」であることを公言すること自体大変だと思います。がんばってくださいね。

■おごれる木佐は久しからず!!←カープとは全然関係ありません。
フジテレビのプロ野球ニュースを私物化して久しい木佐アナ。ヤクルトスワローズの石井投手との婚約を発表してから、その傍若無人ぶりは目に余る限り。テレビの番組に婚約者と一緒にうれしげに出るかあ〜??周りはシラケムードに突入しているのがわからないのかねえ。まあ、頭の中が桃色一色だから周囲の雰囲気なんて読めないかあ…。結構ファンだったのに、こうなってしまってはねえ…。それよりもなによりも今日の珍プレー大賞での木佐アナの暴言。巨人の高橋ヨシノブとの賭けに出かけた木佐。石井から2本ヒットを打てば高橋の勝ち、打てなければ木佐の勝ち。で、高橋が勝った場合のご褒美が「八木アナに家政婦になってもらう」ってもの。それを聞いた木佐が一言。「まだ八木さんなんですかあ〜?」と、「あんな仕事一筋のオバサンなんかもう見放したら〜?」みたいな、いかにも自分がプロ野球選手との結婚が決まって鼻高々みたいな発言、八木ちゃん派の私としては断じて許せず!それと、もう一つ。イチローの奥さんと八木ちゃんは同い年だったはずだぞ〜。お〜い木佐、失言すんなよ〜、イチローの前で。高橋と八木ちゃんの結婚っていうのもおもしろいかなあと思うぞ、フジを辞めてとりあえずフリーになったことだし。
2000.3.19 ■あほか達川、ええかげんにせえよ
あほか達川!おまえには「ファンサービス」ちゅう考えはないんかい?なんで広島に中継がない日に河内を登板させるんじゃ、この大馬鹿野郎!!しかも今日は「元気丸」も「ニュースステーション」ないんで!!広島のカープファンは明日の朝刊をみてたまげるで!!何考えとるんなら!ファンを無視したふざけたことをしやがって。おまえ、今年も去年のような成績じゃったら、即更迭じゃけえの。ええか、わかっとるんか?シーズン終了後なんて生ぬるいこと言っとらんで、シーズン途中で休養じゃ。もしそうなったら、川端、てめーも投手陣崩壊の責任をとれ、このやろう。おまえ、なんでのーのーと投手コーチが続けられるんじゃ?去年の責任を大野になすりつけるまえに、ここ数年の不振の責任とろうとはち〜とも思ってないんかい?黙っていたが、ここのところず〜っと腹が立っとんじゃ!今年防御率4点を切れんかったら、ちゃんと責任を取れよ!それと、河内をどこで使うかぐらいちゃんと計算しろ、このボケ!!監督と投手コーチがアホやから試合にも勝てんよの(今日は勝ったみたいじゃが)。
2000.3.18 ■佐々岡、開幕に不安
横山の離脱でローテーションの組み替えを余儀なくされた広島カープ。今のところ期待が持てるのは佐々岡だけ。その佐々岡が西武戦に登板するも、調子は今ひとつ。表面上は4回3安打2失点(自責点1)となっていますが、結局は西武の拙攻に助けられたためであり(11残塁、2併殺)、各紙の論調は「?」ばかり。「打者19人に対して77球も費やした数字が苦闘を物語っている」とは中国新聞。実際の投球を見たわけではないのでなんとも言えませんが、広島シンパの中国新聞でさえこうなんですから、本当に不安なんでしょう。「今年はキャンプで333球の投げ込みをしたぐらいだから、球数が少々増えても大丈夫」なんて余裕のコメントが出てませんしね。

■ビッグチキンマシン
横山の離脱で暗雲が漂う投手人の陰に隠れて、実は打撃陣もずっぽりとドツボにはまっています。気が付けば4試合連続1ケタ安打で、ここまでのチーム打率が.204。全く打てていません。緒方、野村が欠けただけでこのていたらく。前田にしてもFA移籍を視野に入れれば、無理して故障再発だけは避けたいでしょうから、無理をして出場するとは絶対思えません。そうなると、頼りになるのは故障知らずのマッスル金本だけ…。ところがその金本も.176と2割にもとどかず…。やはり金本4番は無理ですよ。とはいうものの、全くのハズレくじであることが判明しているボールを使うわけにはいかないし、なぜか4番が嫌いな前田に打たせる気もないし。「試合の間隔が開き、実戦的な勘がつかめてないだけ」という責任回避に近い西田打撃コーチのコメントも虚しく響きます…。巨人との開幕3連戦3連敗をくらったら、オールスターを待たずして監督休養ってことがありそうですぞ…。
2000.3.17 ■先発投手陣に暗雲、横山またしても…
横山の能力が優れているのは万人が認めるところ。1シーズン通して働いたら10勝はまず間違いないはずです。ところが一昨年の衝撃的デビューから2年間、毎年泣かされてきたのが「ルーズショルダー」。肩の関節が緩み炎症を起こし肩痛を伴う力投型の投手特有の故障。予防の方法は肩の筋肉をつけることしかないらしく、それ相応のトレーニングを昨オフから続けていたはずなんですが、残念ながら再発。今日から戦列を離れることになってしまいました。「大事をとって調整」ということですが、「大事(ダイジ)」という言葉は、オオゴトとも読め、カープ的には一大事。この時期のリタイアは、やっぱり開幕一軍絶望と理解した方がいいような気がします。開幕第2戦の巨人戦先発が濃厚とされていた横山のリタイアで、ローテーションはいきなり破綻。の危機。佐々岡の次は誰が投げる?高橋顕?紀藤?まさか、苫米地、河内なんて言わないですよね、達っちゃん?
2000.3.14 ■不思議な町田
金本と同期で金本よりも指名順位が上だった町田。ところがいつのまにやら金本に大きな差を付けられてしまいました。金本は今、押しも押されぬカープの主軸。年々と成績を向上させ、外野のレギュラー。一方町田はどうしたことか伸び悩み。2年前、浅井と共に代打の切り札として面目を施しましたが、昨年はもとの昼行灯に逆戻り…。「町田もこれまでか」と言われていましたが、否!、そんなことはありません。町田には隠れた才能があるのです。それはフィッシング(冗談)。いつのころからか忘れましたが、普段はベンチウオーマーとしてベンチにいるくせに、4番が欠場した場合(去年までなら江藤)、ひょっこりと4番を務めるのが町田なのです。日曜日のオープン戦でも、なぜかいきなり町田が4番(DHですが)でした。4番を果たせるほど実力があると認められいるというのに、普段はサブ。6番とか7番では使わず、4番打者の控えとして常にベンチにスタンバイしているのが、はたしてすごいことなのかどうか…。町田自身はどう思っているんでしょうか?是非聞いてみたいものです。
2000.3.12 ■そうは甘くないね
2000年カープ広島初見参。河内104の「お披露目」のための試合になるはずだったんだけど、残念ながら登板なし。ケガで出遅れた河内104に代わり、いつのまにやら新入団選手の目玉にまつりあげられてしまった苫米地が先発「イチローとの対決」と前評判は上々、客の入りも上々だったけど、思ったようにならないのがプロの厳しさ。四球にボークに連携ミスと、2回6安打7失点とさんざん。高校野球を通り越して草野球レベルに逆戻り。とはいえ、これが真の現在の実力なのかもしれませんね。確かに実力はあると思いますが、松坂が異常なのであって、苫米地の今日の姿が本来の高卒新人の姿。過度の期待をかけてつぶしてしまうよりは、「1年目は2軍で鍛える」という従来の育成方針に立ち戻ってじっくりと鍛えた方がいいのでは?

■思い出したように打つ町田
古傷を再発させてしまった緒方が欠場したため、ところてん方式で出場することになった控えの4番・町田が2本塁打。苫米地の乱調で早々に壊れてしまった試合にあって、ちゃっかりと結果を出すところがいかにも町田らしいといえば町田らしい。ちゃっかりといえば木村一も本塁打。でもこれは、やけになって振り回したバットにボールが当たってくれたって感じでした。残念ながら結果的にはいずれも本塁打も空砲にすぎませんでしたが…。
2000.3.11 ■新井に激怒しても…
「ランナーを進めようとする工夫が全く無い」と達っちゃんに怒られた新井。でもそれは筋違い。新井にそんな小技を求めてはいけません。「気のないスイングでの三振」が気に入らなかったみたいですが、新井からツーストライクをとれば決め球は変化球に決まっているじゃないですか。2−0とか2−1のピッチャーに有利なカウントなら、まず間違いなくアウトコースのボールになるカーブかスライダー。ストライクからボールになるような高尚なタマである必要はありません。ボール球で十分。十中八九おもしろいように引っかかります。この誘いダマを余裕を持って見送ったり、カットできるようになれば、本物なんですけどね〜。

■雨はつらいよ
今日は山口県で近鉄とのオープン戦。昨日までの天気と打ってかわって、試合開始から小雨。清原が肉離れを起こした巨人戦みたいには降らないが、選手の吐く息が白くなるほど気温は低い。全くもって選手の皆様におかれましては本当にご苦労様でしたが、天候と同じように試合内容はお寒い限り…。黒田がおさえたといっても、ミンチーが好投したと言っても、そぼ降る雨が近鉄のやる気をそいでくれたおかげのようにも見え、合格点はまだまだ与えられそうにありません。打つ方は全く相変わらず。久々にチキートが外野へいい当たりを飛ばしたのに、センターのファインプレーで中飛に終わりました。他の攻撃陣も先日の清原の肉離れが頭にあるのか、どうにもやる気が見らませんでした。主軸がこんな天候不良の試合でケガでもしたら大変ですし、山口の皆様には申し訳ありませんが、適当なプレーでお許しください。とはいうものの、崖っぷちのボールが2塁打を打ってなければ、5回降雨コールド引き分けゲームでノーヒットノーランというブサイクな記録が残るとこでした。それにしても、雨はいけません。やっぱりプロ野球のフランチャイズは屋根付き球場であるべきです。やる方も見る方もたまりませんからねえ。

■河内回避
「大したことはない」とされていたサッカー中の捻挫(の後遺症)がずいぶんと長引いているようです。実はもしかしたら大けがだったのではないんでしょうか?本当はブルペンなんかで投げれる状態ではなかったのに、話題作りのために無理矢理投げさせられていたんじゃあ??このペースだと、とても開幕には間に合いそうにありませんね。治りかけで無理させて寿命を縮めてしまうぐらいだったら、2軍でじっくり調整させるべきです。とりあえず苫米地にがんばってもらいましょう。明日また投げるみたいですしね。
2000.3.9 ■吉年変身
左の変則投手が大好きな清川コーチにいじくりまわされていた吉年クンが、やっと同コーチの呪縛から解き放たれ自由の身になりました。投球フォームも元通りに戻し、再出発を誓った彼の新しい居場所は「一軍帯同バッティングピッチャー」。身分は現役選手で、達川監督も「もちろんチャンスは与える」と明言しているんですけれども、どこからどう見ても、苦手の左投手に対する手っ取り早い対策にしか見えません。今年のチーム打撃成績は君の左腕にかかっている。辛いだろうが、悔しいだろうが、頑張ってくれ、吉年君!吉年ファンの皆様、ごめんなさい。でも、バッティングピッチャーから現役に復帰した人もいますので、気を落とさずに…。
2000.3.8 ■壁
ある程度予測されていたことですが、チキートが「壁」にぶちあたっている模様です。いかに足が速かろうと、いかにバッティングセンスがよかろうと、どうにもならないのが体格の差。昨シーズン、チキートの打球はもう少し飛んでいたような気がするんですが、どうしてしまったんでしょう?。オフにマッスルトレーニングをみっちり行い、各種プロテイン等々を持ち込んで意欲的に過ごしたキャンプ。肉体改造の結果、「一回り大きくなった」と評判だったはずなのに…。オープン戦ではまさかの12打数1安打。そして、まだまだ危なかしくってとても見ていられない守備。高卒2年目の選手に「あれもこれも」要求するのは酷であることは重々承知の上だけど、とにかく頑張って欲しい。一方で確定していたカープ入団を堂々とほごにした銭岡は、打つわ打つわの猛打賞。昔のドラフトのようにクジ運で敗れたならまだ納得もいきましょうが、結局、金の力に押し流されて、挙げ句の果ては「経営努力が足りない」とかいう、めちゃくちゃな論理がまかり通るプロ野球。困ったものです。で、チキートばかりが取り沙汰されてますが、チキートが入るまでは、正田2世ともてはやされていた兵頭は一体どこへ行ったのでしょうか?

■ど〜んと
毎度おなじみ、「カープV預金」の募集が始まりました。これは広島の某地方銀行(広島銀行では決してありません)がカープの順位によって利子を上乗せしてくれるというサービスです。その上乗せ金利は、優勝が0.3%、2位が0.2%、3位が0.1%(4位以下なし)となってます。どうせなら、この超低金利の今、零点数パーセントなんてせこいこと言わずに、優勝でばーんと3%プラス(その他は0)ぐらいの賭博性の高い方がうけるように思いますが、どうでしょ?緒方選手が、その「カープV預金」の申し込みをしている姿がニュースで流れました。彼は100万円入れたそうです。「今年は優勝を狙える」と威勢のいいコメントを発してましたが、銀行の店内の雰囲気とユニフォーム(ウインドブレーカー無し)は思いっきしミスマッチでした。確定申告には普段着で出かけるのに、どうして??
2000.3.7 ■どうして左対左は不利?
いつのころからか、「広島は左に弱い」というイメージが定着して久しいようです。今年は巨人の工藤、阪神の星野と、一流と言われる(あまり認めたくはないのですが)投手が加わりました。単細胞シゲオ君と、月見草ノムラの事ですから、とりあえずはここぞとばかりにぶつけてくるでしょう(そういえば、シゲオ君はFA移籍の川口を広島相手に使ったりしましたなあ)。で、またこれがおもしろいようにはまってしまうもんだから、他チームにはさっぱりのB級左腕にまで、苦もなくひねられてしまう始末。「左対左は不利」が真実ならば、左投手が投げさえすれば今年の広島のクリンアップ(前田・金本・野村)は全くお手上げになる勘定です。金本は確かにその気がありますが、前田、野村がそれほど左に弱いというイメージはありません。じゃあなんで左投手に弱いのか?それは右バッターが左投手に弱いからです(おそらく)。そうです右バッターがしゃんとしさえすれば、左投手なんて怖くないはずなんです。じゃあ頼りになる右バッターって誰?緒方しかおらんぞ〜、おいおい。だからかあ…。
2000.3.6 ■新井は考えてはダメ
昨日の中継に入らなかったですが、新井がまた打ちました。特大場外ホームラン。振り切った時の新井の打球の飛距離には、やはりほれぼれします。「飛距離は天性のもの」といいますが、その意味からすれば、新井はやはり天性のホームランバッターということになります。それも引っ張り一辺倒のプルバッター。打ったタマはもちろんストレート(系のはず)。「新井は変化球が打てない」と何度か書きましたが、それで結構。「変化球をおっつけてライト前のポテンヒット」なんてせこい打撃をしては、チキートには絶対真似できっこない、せっかくの新井のよさが消えてしまいます。とにかく今シーズンは、球種を読んで変化球をなんとかしようなんて思わず、ストレート一本にヤマを張って、「1,2の3」で思いっきりいこう!長打を警戒して、いやらしいところに変化球を投げられるのは仕方がない(これだけ直球を叩いたのだから)。変化球は空振りでもいい(見逃しはダメ)。少々のスピードボールはうち砕く新井は驚異の的だ。ただし星野(阪神)にキリキリ舞。それはそれでまたよしってか?
2000.3.5 ■ウルソーがやりそう!?
おいおい本当かよ?「いい、いい」と言われていたウルソーがヤクルトのクリンナップをなで斬りの三者連続三振。素人目にはそんなによさそうには見えないけれども、あの古田がアウトコースのボール球に飛びつくようにして空振りするぐらいだから、結構いいタマを放っているんでしょう、おそらく。いいピッチングをしても、そんなにすごいピッチャーにに見えないのは、とにもかくにもあの体型のせいですね、やっぱり。見た目そんなに「超変則」とい感じでもないし、右バッターにも通用するとなると、ワンポイントよりもロングリリーフやストッパーとしても十分使えそうです。

■まさかディアスが…
「どうして残したのか不思議でしょうがない」と思っていたディアスが、2年目の今年、大爆発しそうな予兆を見せています。相変わらずバッティングフォームはぱっとしませんが、ずいぶんと勝負強くなっています。今日もいい場面でヒットと犠飛を打ちました。今ひとつさえない容姿風貌とぱっとしないバッティングフォームフォームなのに、いい場面で打点を稼ぐ。これって誰かとだぶりませんか?そうです、2年連続打点王のロペスです。今年のディアスはロペス二世のように活躍してしまうかもしれません(ただ本塁打だけは期待できませんが)。
2000.3.3 ■苫米地クンをいじめないで

苫米地バッシングが続いているようです。原因は、もちろん前述の「もう仲間ではないんですから」発言。しつこいようですが、もう江藤はカープの選手ではありません。「仲間ではない」という発言内容は120%正しいわけです(というよりも「敵」)。江藤は内角球にいたくご立腹ですが、攻めの厳しさからいえば、高橋顕のほうが厳しかったはずです、絶対。先日高校を卒業したばっかりの新人選手を相手に、FA移籍をするほどの選手が本気で腹を立てるなんぞ、ちゃんちゃらおかしいですし、その尻馬に乗って、「いい気になるなよ、この若造!」的なバッシングを行うなんて、どう考えても大人げないです。しつこいようですが、じゃあなんで審判にボールを投げつけるような前代未聞の暴挙に出た選手が、のうのうと現役であり続けることが可能なんでしょうか?初のプロのマウンド、ただでさえ緊張するはずなのに、カウントを悪くするようなボールダマを投げるわけない(結局四球)っていう解釈はできないんですか?あの投手が懲戒解雇にならないのであれば、苫米地の投球と発言なんて、屁でもないはずでしょうが。苫米地の言動が「フェアプレーの精神に反する」と言いたいのであれば、まずあの投手を今すぐ「クビ」にすべきです。今シーズン、成績が上がらないから解雇というのでは、それこそフェアーではありません!!
2000.3.2 ■江藤が怒っているらしい

巨人軍・江藤 智選手がずいぶんとご立腹らしい。原因は、先日の巨人とのオープン戦での内角球(ビーンボールとも言う)。FA後の初の対戦で、ご祝儀代わりに「ど真ん中」を投げてくれるとでも思ったのでしょうか?怒って打てるんだったら、どうしてカープ在籍中に「怒りの打撃」をみせてくれなかったのかな〜?守備についた君の横には、もしかしたら君の選手生命にピリオドを打つことになったかもしれない打球を放った選手が守っているのだぞ!「あれはイレギュラーで不幸な事故」で「人工芝グランドだったらイレギュラーはしなかった」ってことですかあ?「もう仲間ではないんですから」と言い放った苫米地に対して、原チーフコーチが「カープは一体どんな選手教育をしてるんだ!」と、いたく気色ばんだらしいのですが、じゃあ判定が気に入らないからといって審判にボールを投げつけるのは「教育不足」とはならないのでしょうかねえ…。おかげで巨人ファンのアイドル・長嶋シゲオ監督が丸坊主になったというのに…。ガルちゃんの超ラフプレー(即刻解雇になってもよかったはずですが、稼ぎ頭でしたからねえ)は「元気があってよろしい」で、自分のチームの選手がちょっと厳しいところをつかれると「教育がなってない」というのは都合がよすぎませんかあ〜?まあ、原チーフコーチは、現役時代に西武との日本シリーズで東尾投手に2−2からブラッシュボールを投げられてすっころんでしまい、なんてことない平凡な外角球に腰が引けて三振してしまったという辛い過去があるので、ちょっとした内角球にムキになってしまうのでしょう。「じゃあお前が対戦してみろ」と、言いがかりをつけられそうですが、残念無念、私はプロ野球選手ではないので、丁重にお断りさせて頂きます(これも卑怯といえば卑怯な論理ですな、ハハハ)。ま、巨人の投手陣が、他チームに対して「内角の厳しいところには一切投げない」というのであれば、ある程度、自分勝手な論理もうなずけるんですがねえ…。おそらく、ガルちゃんあたりが、報復とばかりにカープの主軸にブラッシュボールを投げ倒すのでしょうね。ぶつけたら許しませんよ、絶対。特に前田選手、気をつけましょう。

■げに素晴らしきはファンの存在
いよいよあと少しに迫ったペナントレース開幕。広島東洋カープ主催の全ゲームの入場券も売り出しとなりました。みなさんご存じのように、広島市民球場が満員札止めになるのは、ゴールデンウイークとお盆前後の巨人戦ぐらしかありません。それなのに、それなのに、徹夜で入場券を買い求めるファンがいるのです。嗚呼、素晴らしき哉。広島市民であり、かつ、毎日毎日市民球場の横を通って家に帰っている私は、今年こそ試合を見に行こうと思っております(昨年は1回もいけませんでした)。
2000.3.1 ■今年こそ田村!
「ポスト西山」と言われ続けた田村 恵がついに、ついにブレイクの予感。そもそも、達っちゃんが監督になった時、誰しもが西山に変わる新人捕手の育成を期待したはずだったんですが、いつまでたっても、西山と「パスボール」瀬戸。昨シーズン、若手投手(特に横山)と組んで結構いい結果を出していたにも関わらず、どうしたことか「ナンバー3」のまま。手首骨折以来、フルシーズンの出場が難しい西山(年齢的も難しくなりつつある)の代わりが「パスボール」瀬戸では、いかに言っても悲しい。逆指名までして入団してくれた木村一が、やっぱりパワー不足でまだまだ使い物になりそうにないし、今年こそ田村が「パスボール」瀬戸を追い落としてナンバー2捕手の座に着きそうですねえ。とにかくあの「無気力捕球」だけはもう今年は見たくないですから。と思っていたのに、もうすでにオープン戦で見せられてしまいました。相変わらず絶好調でとても気分が悪かったです。田村君はそんなことないよね!


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